茨木のり子さんについて、谷川俊太郎さんは2016年6月3日に言っている。
インタビューで谷川さんが話している。
生活の形を変えなかった人。
毅然とした、むしろ男性的な美人だった。
普通の生活者としての付き合いのほうが大事という感じ。
基本的に正しいことを書く詩人。
自分がちゃんと社会に対して発言しなきゃいけないという意識があった。
普通の生活者の耳に入りやすい詩。
生活者として地味にちゃんとしている。
絶対に煙草はやめなかった。時代に逆らうところもある。
あんまり色っぽい人じゃなかった。
本当に友情というものを感じた女性だった。
お喋りな人じゃないし、議論したりすることもあまり好まない人だった。