ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

イギリスでこっている物

2005-09-02 18:41:11 | 食べ物
イギリスに来てこっているのが、フィッシュ・アンド・チップス。1週間に1度は食べているかもしれない。スペインでも食べられないことはないのだが、種類がイギリスほど豊富ではない。

中国人が経営している隣町の店にいつも行くのだが、ここのフィッシュ・アンド・チップスは衣が薄くてカリカリなので気に入っている。写真はタラ(これでもミディアムサイズ)とチップス(スモールサイズを2人で分けたので、これはスモールの3分の1くらい。それでも食べ切れなかった)、丸いのは揚げたタラコ(最近衣無しで注文可能と知ったので、今回は衣無しを頼んでみた。若干カロリーを控えられたと思うが、気休めか?)その上の小さな丸いものはピックルド・オニオン(酢漬けの小さな玉ねぎ)である(これはうちに備えつけのもの)。塩と酢(モルト・ビネガー)を振って食べるのが伝統的。イギリスでのポテトチップスの一番の売れ筋は、塩と酢の味付けだというのは、ここから来ているのに違いない。

うちの夫はタラではなくて、ハス(huss)を注文した。ロック(rock)とも言い、うなぎの一種である。もっとも日本のうなぎよりずっと大きくて、切り身は大型魚と区別がつかないほどだ。肉はタラのようにさっぱりしていなくて、かなりじっとりとしている。わたしはあまり好きではない。

ほかにイギリスでこっているものは、グリーン(菜っ葉って感じ?)、さやいんげん、ロケット、クレソン。どれもスペインでは手に入らない。スペインでは、メルカドナというバレンシア地方のスーパーマーケットを利用するのだが、地元産の野菜・果物が安く手に入るのはいいが、品揃えが貧困なのが欠点。その点、イギリスの大手スーパーは世界中のいろいろなところから調達してくるので、品揃えが豊富だ。

肉はラム。スペインでは肉のたっぷりついたラムチョップというのがなかなか手に入らない。それもそのはず、近辺の羊を見ると、ヤギと見間違えるほど、骨と皮ばかりにやせ細っている(毛も短いのは暑いせい?)。というわけで、イギリスでせっせとラムを食べているのだ。