以前、日本和装さんの教室でご一緒したことのある和装仲間から3年ぶりにメールが
「お久しぶりです♪明日友人の結婚パーティーがあります。会費制で仲間内でやります。着物何を着ていったらいいか悩んでいます。教えてください。」とのこと
何を悩んでいるのかと、メールを読み進めていきますと、「袷、単、夏物」で悩んでいるらしい(幅広っ

)
久しぶりのメールにも驚きましたが、内容がいきなり「明日の結婚式」の相談で、しかも「袷・単・夏物」で悩んでいるという幅広さに更に驚き(笑)
以下、個人的な見解です
まず、袷は却下。
今は6月。会場はホテルじゃないし。
仲間内の結婚お祝いパーティー…、、かなり高い確立で肩だし露出ドレスの方がいらっしゃるでしょう。そんなところへ袷の着物で行ったら、かなりの温度差(精神的な、ではなく肉体的な)ですよね。
ドレスの方が大半でしょうから、空調もそちらに合わせられるでしょうし、袷なんて着てたら熱中症になりますよ(笑)
次に、単か夏物か。
ホントは単、と言いたいところですが、彼女の持っている単は「白で絣」
NGですね

白だし絣だし…
しかも手持ちの帯は「白」
つまり全身真っ白で登場
で、ちょっとフライングですが、夏物。
こちらは黒の絽の付け下げ。
これなら白の帯を締めても大丈夫。
肩出しドレスの方々とも季節的(気温的?)な調和も取れるし。
ここまで説明をしまして、最終判断は彼女に任せました(ほとんど答えは出ていますが…)
「絽の付け下げで行く」ということになりましたので、「必ず塵除けを羽織っていくように

」とだけ付け足して、送り出しました。
彼女は単も夏物も1着づつしか持ってないんですよね。
両方とも私が一緒にお買い物に行っているので、どんな柄だったのかよく覚えています。
数少ない着物の中からでも、誰かに相談してパーティーに着ていこうという思いはエライなぁと思います。
正直、夏物を買いに行った時に彼女が「付け下げ」を選んだ時には、「あまり出番がないのでは…」と思っていましたが、彼女にとっては「正解」でしたね。。
奥様なので、いざという時にはカジュアルよりも出番があるのかもしれないですね。
着物って人それぞれですね
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