能「昭君」を見て参りました
「王昭君」なら知ってるけど、「昭君」ってなんだろう?
と思っていたのですが、やはり「王昭君」のことでした
王昭君とは、中国の古いお話で
いつの時代も正直者がバカを見る…ってことなのか?と思ってちょっと考えさせられます
ちょっとおもしろかったのが、私が子供の頃に聞いた王昭君の話しは、確か、「絵師にワイロを送らずに、醜い似顔絵を描かれてしまった王昭君は、化け物のような匈奴の王様に和平の印として送られてしまうのですが、実はその王様はとても良い人でした。王昭君は幸せに暮らしました。めでたしめでたし」
だったのですが
色々と解釈があるみたいで
「王昭君は自分が美しいと思っていたからワイロを送らなかった」とか
「王昭君はケチだからワイロを惜しんだ」とか
めでたしめでたし、のお話で良いと思うのですけどね
女性の世界は嫉妬とかやっかみとかが多いのは昔からだったんでしょうね
とくに後宮のような女性ばかりの場所だと、それも更に激しそうです
大奥でも、自分よりも寵愛を受けているライバルを陥れるとか、自分よりも美しい女性に激しく嫉妬する…なんてお話がありますもんね
現世においても、ビジネスの場でもプライベートの場でも、それに近い人ってたまにいますよね(笑)
なるべくかかわりたくないですね
岡山工芸の紗の着物
帯締めはキリリと高麗締め
余談ですが、半衿、左右同寸じゃないように見えますでしょう?
角度をつけて撮るとこのように見えるのです
以前着物で写真を撮ってもらう際の注意点として、半身になること(真正面から撮られないこと)と、その時に、角度がついて隠れてしまうほうの半衿をちょいと引っ張るように、と教えられました。
そして撮影が終われば、半衿はもとに戻すのだそうです。
着物って細かいね(笑)

ほとんどの色が売り切れてしまいましたが、このお値段でこの品質は「買い」です
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