鳥取県さんの
山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです
因幡万葉歴史館に行く車のなか、おじさんが色々と鳥取について教えてくれました
意外と大阪から近いこと
鳥取自動車道ができたらもっと身近になるということ
集落で借りている畑のこと
通り道にあったダムのこと
雨滝のご神事のこと
おじさんが公民館のパソコンを使いこなせること(笑)
おじさんは畑はやっているけど田んぼはやっていないとのこですが、稲のことも教えていただきました
雨滝へのバスの中から外を見ていると、ちょうど刈入れ時の稲と、まだ青い稲があって気になっていたのですが、品種が違うらしい
あちらこちらで刈入れされているのが、「こしひかり」
まだもう少し先なのは、また違う品種らしい
すぐ横で作られているのに全然色が違いますよね
そうこうしているうちに因幡万葉歴史館に到着
おじさんとはここでお別れ
http://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/
入り口で入館料をお支払いしようとすると、「里中満智子展の準備のためにご不自由をおかけしていますので入館料はいりません」とのこと
入館するとすぐに万葉衣装をレンタルできる場所があります
私はあんまり関心がなかったのですが、レンタルされているかたもいらっしゃいましたよ
館内は大伴家持に関する展示と、伊福吉部徳足比売という因幡の国の豪族の娘(文武天皇の采女で、後に大出世する)に関する展示が中心で、その時代の暮らしを分かりやすく伝えるものでした
別館には麒麟獅子と傘踊りに関する展示品が沢山あり、地方色がよく出ていて良かったです
すごく立派な建物なのですが、平日ということもあって、お客さんが少なくて、もったいない気がします…
でも因幡という地方のことがよくわかる歴史館で、個人的には好きです
特に麒麟獅子と猩猩の模型が、実際のお祭りの様子の想像を膨らませます
ここから因幡一ノ宮宇倍神社まで歩いていけそうなので、受付のおねえさんに、神社までのオススメルートを教えていただき、出発
大伴家持ゆかりの地ということもあって、オススメルートには歌碑がいくつかありました
立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む
業平のお兄さんの行平の歌ですね
百人一首に入っています
大伴家持の歌で、万葉歴史館にも、道沿いの歌碑にもあった歌が
新しき 年の初めの 初春の
今日降る雪の いやしけ吉事
これが万葉集の最後の歌です
そして大伴家持の最後の歌でもあります
この歌…、不思議
今、だーっと書いた自分の解説を消しました
うーん、、「何が?」「どこが?」と聞かれても説明できません
歌ってこれだけの字数の中にいったい何十字、何百字、何千字の思いが詰まっているのでしょうね
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