お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 8:さじアストロパーク(夜)

2012-09-19 22:41:27 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです





一旦鳥取駅へ戻り、コインロッカーから荷物を取り出して、お宿へ向かいます



手形を駆使してバス移動















今夜のお宿は、とてもとても楽しみにしていた「さじアストロパーク」という天文台の敷地内にある「ペンションコスモスの館」さん
鳥取駅からバスで1時間くらいの場所にあります



今度こそ、今度こそ、天文台で星をみるのっ
http://www.saji.city.tottori.lg.jp/saji103/
(さじアストロパーク)










今年、阿蘇の天文台に泊まったときは、霧と小雨で撃沈


今回は、旅行日程を練りに練って、天気予報とにらめっこして、1週間旅行日程をずらしたり、出発の前々日になってから、1日目と2日目のお宿を入れ替えたり、かなり狙いを定めていました




どーしても見たいのよっ! 









バスに乗っている間もず~っと空を眺めていた


日中快晴だったのに、なぜか佐治に近づくにつれて、ところどころに雲が…

でも、「晴れ」か「曇り」かと聞かれると、「晴れ」の部類に入るくらいのお天気








ただ、不安なのが、自他共に認める晴れ女の私が、わざわざ星を見るために阿蘇の天文台に泊まったのに、雨が降ったということは…

もしかしたら、私は天文台とは相性が悪いのかもしれない…という確信に近い不安(笑)











佐治総合支所のバス停までペンションの方が迎えにきてくださいます



ペンションでお食事をしていると

厨房から「雨」という声が聞こえてきた










「あ、雨ですかっ!!







「はい。ザーザー振りです」とのこと







そして19時
雨は私がお風呂に入っている間も「ザー」とはっきりと聞こえるほど降っている








そして20時
天文台に向かうときにはとりあえず雨は止んでいた





夜道を天文台へ向かいます










天文台に着くと、係りの方が怪訝な表情

「星空観測は無理ですけども…?」←雨なのになんで来たんだろう?という感じ

それでも帰る気配のない私に

「プラネタリウムになりますけど…?」と
「プラネタリウムでも300円かかりますけど…?」と
「いいんですか?」と





いいの。もうプラネタリウムでも。
せっかく来たんだし。










プラネタリウムが始まるまで館内を見学


おおっ!!これ、知りたかったんですよね!





答え


このような小学生向けの展示物もバカにできないですよね
だって、実際知らないんだもん




これはお茶杓の銘に使えるな…とか











ここの天文台で小惑星を発見したこともあるらしい


「小惑星“佐治”」








館内の展示は1階と2階があって、かなり充実した内容となっています
しかも、わかりやすい解説付き
子供も大人も楽しめるように工夫されていますね


手作り感があって、職員の方々の熱意が伝わってきます















はい 時間になりました


今年2度目のプラネタリウム
しかも天文台まで来て(笑)








プラネタリウムは私ともう一組だけ

終了して帰ろうした時、「天文台へあがってください!」とのこと









「なぜか晴れてるんです…













天文台のドームを開けて、星が見えるかどうかチェック中


下の会議室でお勉強をしていた近所の佐治小学校の宿泊学習のお子ちゃんたちも天文台へ上がっていました

ドームは自由自在にいろんな方角へ開閉するので、雲のかかっていない「今みえる星」を探して見せてくれます!











見せていただいた星は


ベガ(織姫星)
M13(ヘルクレス座)
冥王星
アンドロメダ銀河
ケフェウス座(ガーネット)

などなど











ここで小学生のみんなは帰ってお風呂に入って寝るらしいので(笑)、ここからは大人の時間



外へ出て、星座観測




こと座
白鳥座
カシオペア
織姫星
彦星
秋の四辺形

いろんな星座や星が見えます
大阪では考えられないほど

そして、天の川も見えたのです





すごいっ!と感動していると、実はこれでも薄雲がかかっていて、はっきり見えていないとのこと

こんなもんじゃぁありません」とのこと

そうだよね、さっきまで雨降ってたもんね





月明かりのない夜で良かった

次回は満天の星空を狙ってまた来たいですね









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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 7:宇倍神社と池田家墓所

2012-09-18 20:34:20 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです








因幡万葉歴史館から歌碑を見つけながらのんびり20分ほど歩くと、因幡一ノ宮宇倍神社に到着です
http://www.ubejinja.or.jp/index.html


でもこの階段を登らなきゃなりません…







でも、登っていくうちに少しづつ社殿が見えてくるのがなんだか神々しいですね


究極のチラリズムです









清清しい手水舎です


柄杓が全てきれいです
気持ちが良いですね









御朱印をいただきに窓口へ

平日なので、混雑しておらず、神社の方とお話しをすることができました







こちらの神様は武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)という神様で

「360歳まで生きた日本一長寿の神様なのですよー」と神社のおねえさん

「ええっ360歳!!」 あまりにも驚く私に

   「あ、本当かどうかはわかりませんけどね…」



そっか、半分神話みたいなものだものね






で、奥に入っていかれたので

「ありがとうございましたー」と奥に聞こえるように大声で挨拶をしたら

「ちょっと待って、ちょっと待ってー」とおねえさん





「こんなのがあるんですよー」と


古いお札



こちらのお札に描かれているのが武内宿禰命だそうで、お金にご縁のある神様だから、商売繁盛の神様として全国からお参りが絶えないそうです



また、わが国で最初に「大臣」の称を賜わり、総理大臣の祖ともいえる神様だそうです

今のノダ総理をご覧になって、どう思われるでしょうかねぇ…











で、ここでお客様が1名

お客様がなにやらたずねていらっしゃったので、私はそっと横に寄って一礼して立ち去ろうとすると


再び「ちょっと待って、ちょっと待ってー」と





「こんなのあるんですよぉー」と奥から何やら担いでこられた









こ、これは…


私がとても見たいと思っていた麒麟獅子のご神事の、、、「あたま」?
感動して写真を撮っていると







「こんなのもあるんですー
このおねえさん、かなりのんびりした口調でおっとりキャラですが、かなりデキます








この缶ビールのデザインは、こちらの神社の麒麟獅子さんがモデルとなってデザインされたものらしい!!


缶の下の部分に「麒麟獅子」と書かれています










裏側のデザインは麒麟獅子


麒麟獅子の頭さんが「ニカッ」と笑っているように見える…







予定外でしたが、宇倍神社に立ち寄ってみて良かった
(おじさんに雨滝まで送ってもらえなかったら、こんなに時間に余裕はなかったはず…。感謝です

予想もしないものに出会えたりするから予定外の行動もまた楽しいですね

しかも念願の麒麟獅子(の頭)も見れたし感動です






※私が見たかった「麒麟獅子」とは…

麒麟獅子は頭に1本の角を持ち、猩々と呼ばれる先導役に導かれて舞いを行います。
その姿と舞いは幽玄で神秘的、なおかつ他で見ることのできない独特のものです。麒麟獅子は今からおよそ350年前鳥取の初代藩主池田光仲により興されたとされ、鳥取県の東部(因幡地方)と兵庫県の北部の一部に伝わり、現在も140を越える麒麟獅子舞いが毎年神社に奉納されています。

鳥取県の獅子舞いは170を越えますが、そのほとんどが東部(因幡地方)に集中し、しかもその8割以上が麒麟獅子舞いです。この数と密度が示すように因幡地方はまさに“麒麟の王国”と言えるでしょう。そして麒麟獅子舞いは因幡地方の人々により、時代を超えて大切に受け継がれてきた伝統芸能であり、因幡の誇りなのです。

麒麟の王国より抜粋
http://www.east.tottori.tottori.jp/kirinjishi/index.htm


私は「鳥取」にいるつもりでしたが、そっか、ここはまさに「因幡」なんだ
見たいと思っていた麒麟獅子が一番盛んな地域だったんですね
寄り道してよかった








帰りのバスまでまだ時間があるので、麒麟獅子とも縁の深い鳥取藩主池田家の墓所も少し見学





池田家墓所では今年(24年)の9月29日に第9回池田家墓所燈籠会が開催されます
http://www.pref.tottori.lg.jp/94158.htm
詳しくは↑とりネットをご覧ください











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虫の声

2012-09-18 20:17:58 | 日記
1週間くらい前から、どこからともなく鈴虫だかコオロギだかわからないけど、虫の音が聞こえてた



うちはマンションの高層階なのですが、どこかのお宅のお庭の虫の音が、ここまで聞こえてくるのかぁ

秋だなぁ…なんて思ってた







昨晩くらいから、小さい音だった虫の音が、大きくなってる

あまりにも









これはおかしい…

と思って、ベランダに近づいてみた




ピタッと虫の音が止まる






離れてみた


また虫の音が聞こえる






また近づいてみた









コレを4回ほど繰り返して確信した


















うちのベランダにいるっ!!







なんで?






飼った覚えはないけど…














土から生まれたのかな

多分1週間前は小さかったので音もか細かったんだろうけど、私が旅行にいっている間に大きく育ったんだろうなぁ








毎日秋を感じています(自然豊かなところにお住まいの方には何の感動もないでしょうけど

なんだかちょっと得した気分なのですが、実は虫が苦手(笑)

音だけでいいです
昼間は見たくないです

よろしく










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山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアー 6:雨滝から因幡万葉歴史館へ

2012-09-17 18:58:26 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2012 前期
鳥取県さんの山陰海岸ジオパーク女子旅モニターツアーです











因幡万葉歴史館に行く車のなか、おじさんが色々と鳥取について教えてくれました

意外と大阪から近いこと
鳥取自動車道ができたらもっと身近になるということ
集落で借りている畑のこと
通り道にあったダムのこと
雨滝のご神事のこと
おじさんが公民館のパソコンを使いこなせること(笑)






おじさんは畑はやっているけど田んぼはやっていないとのこですが、稲のことも教えていただきました







雨滝へのバスの中から外を見ていると、ちょうど刈入れ時の稲と、まだ青い稲があって気になっていたのですが、品種が違うらしい




あちらこちらで刈入れされているのが、「こしひかり」







まだもう少し先なのは、また違う品種らしい



すぐ横で作られているのに全然色が違いますよね








そうこうしているうちに因幡万葉歴史館に到着
おじさんとはここでお別れ


http://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/
入り口で入館料をお支払いしようとすると、「里中満智子展の準備のためにご不自由をおかけしていますので入館料はいりません」とのこと

入館するとすぐに万葉衣装をレンタルできる場所があります
私はあんまり関心がなかったのですが、レンタルされているかたもいらっしゃいましたよ










館内は大伴家持に関する展示と、伊福吉部徳足比売という因幡の国の豪族の娘(文武天皇の采女で、後に大出世する)に関する展示が中心で、その時代の暮らしを分かりやすく伝えるものでした

別館には麒麟獅子と傘踊りに関する展示品が沢山あり、地方色がよく出ていて良かったです


すごく立派な建物なのですが、平日ということもあって、お客さんが少なくて、もったいない気がします…

でも因幡という地方のことがよくわかる歴史館で、個人的には好きです
特に麒麟獅子と猩猩の模型が、実際のお祭りの様子の想像を膨らませます











ここから因幡一ノ宮宇倍神社まで歩いていけそうなので、受付のおねえさんに、神社までのオススメルートを教えていただき、出発






大伴家持ゆかりの地ということもあって、オススメルートには歌碑がいくつかありました













立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む


業平のお兄さんの行平の歌ですね
百人一首に入っています








大伴家持の歌で、万葉歴史館にも、道沿いの歌碑にもあった歌が

新しき 年の初めの 初春の 
   今日降る雪の いやしけ吉事


これが万葉集の最後の歌です
そして大伴家持の最後の歌でもあります





この歌…、不思議
今、だーっと書いた自分の解説を消しました
うーん、、「何が?」「どこが?」と聞かれても説明できません

歌ってこれだけの字数の中にいったい何十字、何百字、何千字の思いが詰まっているのでしょうね











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