以心伝心

書・旅・本などのメモ。

小倉百人一首46

2008年04月19日 | 
由良のとを  渡る舟人 かぢをたえ
    行くへも知らぬ  恋のみちかな      曽根好忠

(由良の瀬戸を漕ぎ渡っていく舟人が、かじがなくなって行く先もわからずに
 漂うように、これからの行く末のわからない恋のなりゆきだなあ・・。)
コメント

流星の絆

2008年04月18日 | な・は行の作家
流星の絆
東野 圭吾
講談社

このアイテムの詳細を見る


さくさく読めてしまうので一気に読んでしまいました。
帯に彼らの最大の誤算は妹の恋心だった。・・・とあったので
いろいろ想像してしまったのだけどハッピーエンドでした。
「手紙」や「白夜行」とか辛い十代を過ごすところが何処か似ているように思います。
クライマックスの時は、こちらまでどきどきしました。
意外な展開・・。よく考えると伏線がいっぱいあったな~と思いました。
コメント

小倉百人一首45

2008年04月18日 | 
あはれとも いふべき人は 思ほえで
    身のいたずらに  なりぬべきかな      謙 徳公

(私のことをかわいそうだと思ってくれそうな人は思い浮かばず
 きっと私はむなしく死んでいくのにちがいないのだなあ・・。)

 最愛の人に同情をさえされない恋の孤独。
コメント

ハナミズキ

2008年04月17日 | 四季折々




コメント

小倉百人一首44

2008年04月17日 | 
逢うことの 絶えてしなくは なかなかに
    人も身をも  恨みざらまし      中納言朝忠

(もし逢うことが絶対にないのならば、かえって、あの人のつれなさも
 わが身のつたない運命も恨むことはしないのに・・。)
コメント

万葉集七十

2008年04月16日 | 
大和には鳴きてか来らむ呼小鳥象の中山呼びぞ越ゆなる
高市連黒人
コメント

石楠花

2008年04月16日 | 四季折々


コメント

小倉百人一首43

2008年04月16日 | 
逢い見ての  のちの心に くらぶれば
    昔はものを   思はざりけり     権中納言 敦忠

(ついに逢瀬を遂げてみると、その後の恋しい気持ちに比べると
 以前の恋心などは、何も思っていなかったのと同じであったなあ・・。)

 さらにつらく苦しく恋しい心がわき起こってきた。
コメント

こごめばなの八重咲き

2008年04月15日 | 四季折々
「しじみばな」とも言うらしいです。



コメント

小倉百人一首42

2008年04月15日 | 
契りきな  かたみに袖を しぼりつつ
   末の松山   波越さじとは        清原  元輔

(約束したことだったよ。たがいに涙に濡らした袖をしぼっては
 末の松山を波が越さないように二人の心が変わらないということを・・。)

 心変りした女への恨みと諦めがたさ。
コメント