春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

安行地区 朱に染まる実。

2017-12-13 | 樹木

安行地区もすでに錦秋の艶やかさは終わりを告げました。
逆に実の色が朱に染まり、鳥たちに食べられずに残り実は、今の時期、目に留まります。

ヒヨドリジョウゴ実、小さな実ですが雑木林の脇道に落ち葉を背景に美しさが際立ちます。

この場所は建設時代に自分たちが多くの樹木を伐採し更地にした場所で、再び雑草が生い茂ってます。
その切り倒した古い樹木に朱の実が絡まり、複雑な気持ちになりました。

正直な話、雑木林にも固定資産税がかなりの税金がかけられます。特に荒れ果てた土地には安行地区は厳しいです。
整備された土地は軽減処置が施される、そのための伐採でした。樹木が好きな自分は目をつむり作業を仲間とおこなった
経緯が、この場所を通るとすぐに思い出します。





ヒヨドリジョウゴの花です。多年生のツル植物で、どこでも見られる、安行地区では雑木林や森林で
多く見かけられます。花は5枚の花弁が反り返り、果実は緑色から朱紅色に変わり小さいながら美しい。

ふたたびの最終章のピッコロッソの実です。2日前に最初の撮影が下です。

次がなんと鳥が食べた実で帰りに撮影した同じ場所からの写真が下です。
鳥の鳴き声がけたたましく聞こえ、寄って見ると、この状態でした。自分も初めて中を一部ですが
見ました。 果肉が小さな種に絡みつくそんな状態です。

すでにツルや葉は寒さでしだれて、後日清掃されてしまい、9月から見てたピッコロッソは終焉です。

花。9月ごろの残暑が残る季節でした。


朱紅の色と言えばこのカラスウリですね。花図鑑時代は大変お世話になった実と花です。



多くのファンが居て何年も追いかけたツル植物、夜咲きのレースをまとい怪しげに咲く花は真夏の夜に見るための、夜会でしたね。


各地で大雪の便りが聞こえてきます。晩秋からすでに初冬、樹木たちも休眠に入ってます。