春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

果托を落とし、ハス田は1年を終わる。

2017-12-29 | 水生植物

上野不忍池は都内一のハス田で数万のハス花を咲かせ、季節の流れの中で花弁を落とします。カタクを大きくして、種を
つくり、沼に種を落とし、カタクを水面に落とす。  最終はカタクは腐り、水中に没します。


ハス花の中央が色鮮やかなカタク、この部分を果托と言う名称です。

夏の鮮やかのカタクたち。

種を作り子孫を残す姿です。

成長するカタクは色変化します。 この上野のハス田は数万の花を咲かせますが、すべてがカタクに成長
するものではありません。 花茎が折れたり、大きくなることが出来ない、カタクも数千あります。





自分はカタクを毎年撮り続けてます。ハス花の最後を飾るカタクには魅了されます。



最後に不忍池の、花の時期からの流れを載せて見ます。夏

初秋

晩秋



毎年この撮影場所の立つ位置は同じです。 広大なハス田は都会のオアシスと言われ今でも寒い中訪れる人は
わずかですがいます。見事な冬景色を見せてくれる数少ないハス田ですから。