

今年はミコちゃんにとって大変大きなことがありました。
神戸市民病院(西神戸医療センター)は九階に癌病棟があります。
ここで癌と向き合った兄は、抗癌剤治療をしながら入退院を繰り返していました。
約一年ほどの闘病の後他界しましたが、それが今年六月のことです。
緩和ケアはホスピスのことになりますが、治療と言うより苦痛を緩和する
為の病棟で、兄はやがてホスピスのある赤十字病院へ転院したのでした。
遠いため交流の少なかった兄ですが、メールで励ますと近況や容態を
メールしてきてくれたり、このブログをよく読んでくれていました。
西神戸医療センターへ昨年お見舞いに行った頃は、普通の人のように
元気に見えていましたし、心配をかけまいとすたすた歩いて、気丈に
振舞っていたのかもしれません。その時「今後は緩和ケアを考えている」と
話していたことを思うと、どんなにか精神的に辛かった筈です。
男らしく平常心を保っている様子は、長男としての自負心が
強いからでしょうか、最期まで信仰を持ち意志の強い兄でした。
「痛みはコントロールしてるからないし、体調も大丈夫」といつも言っていました。
また「早く良くなって皆さんと会いたいです」とメールやハガキに書いて
ありましたが、本当に悔しかったことと思います。もっともっと
長く生きていて欲しかったです。
哀悼歌のことを挽歌と言いますが、母や妹達も喪に服しているため、
来るお正月はお祝いをせず、心静かに挽歌の新年になることでしょう。


写真2枚は石垣の立派な水城、丸亀城です。
先日、香川県の○○中国四国大会に行った夫が観光して撮りました。
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