ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

白芙蓉

2013年08月28日 | 小さな感動

苛めなき学び舎たれと白芙蓉

新会堂に夢膨らます白芙蓉

誰を待つ塀の中なる白芙蓉

オアシスの如き会堂白芙蓉

 

 

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 苛め問題は昔からありました。親(大人)の社会にも子供の社会にも。

その時は何故?という思いで切なく、どうしようもないほど、苦しく耐え

難いものなのですが、だからといって、自ら命を断ってはなりませんね。

新聞やテレビなどで哀しいニュースを時々見ますが、死ぬ前に親や家族、

学校の先生や友人などに打ち明けて苛めが止むように、又は転校したりの

方法も含めて皆で問題解決に当ることが大切だと思いますね。

 先日、夫の誘いである講演会に参加しましたら、その講師の先生が

ご自分の子供のころの体験談を熱心にお話し下さいました。目が御不自由な

ことでの同級生からの苛めが小学一年生の1年間あったそうです。

でも、いつも耐えるだけの少年ではなくちゃんと、「こういうことは嫌なのだ」

と表現をしました。幼いながらしっかりしていますね。クラス全員が「いじめは

するのもされるのも駄目・することは最低!」という、学びに繋がったら良いですね。

 

 人を傷つけるのではなく、その反対に、善い行いをすると先生からも友達からも

褒められたり、信頼されて益々頑張りたくなるのですね。誰かから親切にされて

嫌な気分にはならないものです、嬉しくて自分も親切にして喜んで貰いたいと考える、

これは大人社会も子供社会も同じですね^^。

健康な人はそれ自体、本当に幸せなのです。だから幸せのお裾分けをしようとする。

世の中で弱者と思われている人も、そのお裾分けをただ受け取るばかりではつまらない。

自分の得意部門の何かを精進して、それで人々に貢献することが出来れば生きがいに

なり、多くの友人から慕われることでしょうね。

 所謂健常者と障がい者の間には、目に見えないバリアが少なからず古来よりあったと

思いますが、最近はそのバリアが次第に薄らいで来ているようですね。もし周囲にその

ような人がおられたら、「私がそうなるところを、この人が私の代わりになったかもしれない」

と、思うと言い知れぬ敬愛の情が湧いてきますよ。

 

 

 

歩み来て古代の里の酔芙蓉     (句友リュウちゃん様作品)

 

 

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 我が家の庭の花も夏の終盤を迎えたようで、花が少なくなっています。風船葛とポーチュラカ。

↓ピンクのゼラニュームと白い芙蓉。

白芙蓉は毎月通っている教会のお庭に咲いていて、その花姿はとても優雅で清らかな一日花です。

その母教会が数年前から新会堂建築の準備をしていて、近々着工の運びとなりそうです。

 

↓先日の講演会は倉敷市庁舎の10階大会議室であり、おもてなしのレクチャーの先生が東京からと、

その後地元の、岡山盲学校元教頭先生の竹内昌彦氏のお話がありました。

 

  

一時間半のお話に感銘を受け、竹内先生の著書「見えないから見えたもの」を購入しました。

先生は按摩、マッサージのプロでもありますので凄い力があって、握手をして下さった時、

大変力強くて驚きました。「先生と同い年ですよ」「えっ、あっそうですか」ギューーでした^^。

目が見えていた時、絵を描くのが大好きだったそうで、7歳ごろの絵を表紙に使われています。

表紙の題字はお父様が書いて下さったそうです。竹内先生の右手は何と握力55キロとの

ことが本の中に書いてあり、あぁそれで、一寸とした握手でもあんなにパワーが伝わってくる

のだなと分かりました。何処へ講演に行っても講演後、本を¥1500で1冊買った人に順番に

「ありがとうございます!」と握手をされるようですね。ハンディがあっても同じ人間であるという

こと。命の尊さを深く教えられる。ノンフィクションとして、映画化されるように心から応援したい

と思います。この本を買う事が映画化の後押しになるようです。

 

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