水温む2010

　水温む座りたくなる堀の前





　倉敷音楽祭が美観地区を中心に、この時期毎年開催されますが、

華やぐ音楽と大勢の人出で盛り上がる1週間です。今日は20℃以上の

晴天に恵まれ、ジャケットを脱いだ人が多かったと思いますね。


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牡丹の芽

　淑やかな雨寄り添ひし牡丹の芽

　昨日もひそやかな春雨が降りました。

お淑やかな母性のような慈雨と見立てて詠んでみました。（微笑）

こうしてひと雨ごとに植物が育っていくのですね。







昨日と今日はお天気ががらりと違い、今日は晴れやかな輝きに溢れています。

日に日に自然界の息吹きを大きく感じて、お花にカメラを向けていますが、

ご近所の牡丹の花が咲く日が楽しみなミコちゃんです。

その花芽の勢いが良いので、あれよあれよと思う伸び方ですね。

生命力とはこんなにも力強いものなのですね、入院されている

方々もご自分の生命力、回復力を信じて気力を持ち続けて欲しいものですね。

上の写真は昨日撮ったもので、街で見かけた椿、２番目は我が家のムスカリと

黄水仙、３番目がご近所の牡丹の芽です。（微笑）

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霞か黄砂か

　霞か黄砂（ヨナ）か仙人は確かめる

　今月１４日と１６日は大平山の景色が霞んで見えました。

低い山ですが我が家の南方向に位地していて、遠目に眺めるのが好きです。

霞んで見えると、あぁ春だな～と毎年思うのですが、これが黄砂が原因の

こともあります。霞も黄砂も春の季語、揚句は季重なりとなりました。（笑）

もし私が仙人でしたら健康の為、黄砂を取り除き霞の方だけを食べるでしょう。







写真は今日撮ったものですが、上はお店に飾っているお花で、

メインの淡いグリーンのお花は名前が分りませんが、仙人が好みそうな

お花でしょう（笑）、右側にある白い小さなお花は雪柳とか

コゴメザクラとも云われます、可愛いですね～。

☆追記　お花のお師匠より〔ブログの花、「バイモユリ」ではないでしょうか！？
〕と１８日にメールが来ましたーっ、う、嬉しゅうございます！
流石ですね、何時も大変お世話になっております。
ありがとうございました。「持つべきは友」素敵な友です♪
実に百合とそっくりの葉なのです、百合の仲間かなとは思いましたが
やはりそうだったのですね、編笠百合ともいうそうです、花びらの内側が
編み笠の模様で面白いですね。

下はお店の前の桜草と金魚草を、先日のとは角度を変えて撮りました。

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卒業の歌

　卒業の歌流れ来る雨上がり

　春、卒業式のシーズンとなりましたね。昨日の雨が嘘のように今朝は

春の日差しが降り注いでいます。ラジオからは卒業に纏わる曲やコメントが

流れてきますので、吾子の時のことを思い出しとても懐かしくなりました。

昔は仰げば尊し、蛍の光、が定番でしたが今様は曲も

次々と新しい曲が採用されるようになっていますね。

長女の幼稚園卒園式の時、「思い出のアルバム」という可愛い歌を

初めて聴きました。いつの間にこんな素敵な卒業歌が生まれたのだろう、

何て上手に歌うのだろうと驚きながら、子供の成長を胸熱く見届けました。

たった2年間の幼稚園生活でも、親子でいろいろな思い出があります。

毎日のお弁当作り、お当番での送り迎え、毎月1回くらいは

参観日、PTAなどの集会もありますし、その他季節ごとの行事にも

目が離せません。ミコちゃん３人の子供が連続ですので、６年間は

幼稚園に通いました。幼稚園はどのお子さんもみんな可愛らしくて

本当に楽しい園ですが、小学校に上がると次第に勉強や

スポーツが本格的になって来ますね。桜満開の木の下を張り切って

入学式に向かうことになるのですが、期待と不安の入り混じった

親子でもあります。クラスの発表が張り出されていますので、

何処のお子さんと同じクラスになるのか、どんな先生が担任に

なるのかと緊張の日なのです。振り返ると、小学校の６年間はまだ楽しく

気楽な方だったと思いますね。背中に大きなランドセルだったものが、

卒業の頃には小さく見えて、母親は子供に身長を越されてますね～（笑）

そして、卒業式には６年間の思い出が走馬灯のように甦り、涙が込み上げてきます。

図らずも今日１６日は中学校の卒業式で、胸にピンクの花を付けた中学生達が

帰宅する姿を見かけました。多分公立高校の合格発表が間もなくでしょうね～

我が孫は１年先のことになりますが、明るい春になるように願っています。





写真はよそ様の山茱萸の黄花と緑が綺麗なシダで、紅の花はゼラニウムです。


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春時雨

　饒舌な夫に相槌春しぐれ

　「春に三日の晴なし」などといわれますが、3月に入って今日までの半月は

本当に時雨の日が多かったですね。春の長雨は「菜種梅雨」と表現されることも

ありますね。菜の花が盛りの頃の連続的な雨模様のことですが、まだお花見前の

時期なので、「春しぐれ」として詠んでみました。今日は小雨の中、

注文品を仕入れに行き、ついでに医院へも足を延ばしました。

夫が午前中仕事をして、正午過ぎに帰宅しましたので昼食を摂ってから

出発したのですが、運転しながらも盛んに仕事の話しをしてくれます。

ミコちゃんも相槌が相当上手いようで（笑）、時には拍手を

パチパチパチッと（笑）したりで、長い往復時間を過ごしました。

へえ～という話や、前にも聴いたよ～という話もありますが（笑）

まぁそれも含めて饒舌なので退屈はしませんね～でも話に熱中して

「運転大丈夫かなぁ」ちょっと気になります。実は道中、車の多いところ

ばかり走るのでミコちゃんも順路を確認しながら気を抜けません。（笑）

昔子供たちの夏休みに、信州の車山や霧が峰、乗鞍岳、飛騨高山等と

運転して家族サービスを度々してくれましたが、カーナビの無い時代に本当によく

頑張ってくれたものと感謝しています。道路地図を見ても本当に難しかったですね。（笑）

　
　写真は、先日友人から戴いた今年人気のカラーのチューリップです。

少し開いてきましたので今だっと横から写しましたが、ピントが甘いですね。

残りのチューリップはまだ蕾ばかりです。

下は今日問屋さんで見たサイネリアですが、まるで薄紫の可憐な花束のようですね。







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白木蓮

　美しき老ひは健やか白木蓮

　今朝ブログ友のお部屋にお邪魔しましたら、真っ青な空に

伸び伸びと咲く白木蓮の画像を見ました。（微笑）もうその時期なのですね～

昔、春休みに職場の友人宅を訪問した時、背の高い紫木蓮が元気一杯に

咲いているのを見て、随分立派なお花だなと花木に敬意を憶えました。

インパクトは紫木蓮の方ですが、心を落ち着かせてくれるのは白木蓮の

方かも知れませんね。前にも書きましたが、若い頃は白いお花の良さを

あまり気付かない感がありました。

画像は我が家のお花たちで、淡い色が爽やか雰囲気でしょう♪

丈の低いアルストロメリアとパンジーです。

　揚句はこうありたいという願望を詠んでみました。（笑）

美しい老いには、女性の先輩方を見て素晴しいなと憧れています。

外見も年齢以上にお綺麗ですが、凛とした生き方が白木蓮のように

美しいですね～老境を受け入れながらも気持ちは皆さんお若いのですよ。（微笑）






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生若布

　磯の香を厨に放ち若布汁







　先日生若布を友人が持って来て下さったので、早速若布汁を

堪能しました。お鍋の熱湯に入れるとパッとさ緑に変り、大変綺麗で

美味しそう、磯の香りと共にこの時期のご馳走ですね～

お味噌汁にしたり、澄まし汁にしたりで数日間楽しめました。

毎年、この寒い中、海に行かれるのだとそのご苦労を感謝しています。

　写真は先日、I兄からメールで送られて来たものです。

常泉寺のこの椿は、白地に紅の霜降り模様で慎ましさの中にも

上品な艶やかさが感じられてとても素敵です。

２枚目はユーモラスな河童の家族でしょうか、ほのぼのとしますね～

３枚目はI兄のご友人（伊庭様）が撮られた写真です。

つい先日、テレビのニュースでも見ましたが、鎌倉八幡宮の大銀杏が

横倒しになってしまいました。根っこは短く幹の中はかなりの空洞があって、

千年もの大樹が遂に力尽きたということでしょうか、可愛そうに...

大風が吹いた日だったと思います。。惜しいことです、本当に敬意を覚えますね。。


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名残り雪

　病室の窓いつぱいの名残り雪

　写真３枚は前ページの続きの雪景色です。

ぬかるんだ道は、シャーベット状でブーツでないと歩けそうにありませんよね。

友人の一人が風邪を拗らせて入院されていたことを知りました。

風邪から肺炎になると重篤になったりしますので、油断大敵ですね。

また、わりあい近くの方（男性）の突然の訃報も聞きました。教えて下さった方が

「お互い主人を大事にしましょうね！」とおっしゃり、ジーンとなりました。








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雪解け

　雪解川海へ洋へと目指すかな

　雪解風嬉哀しと流年す

　今朝は昨日より気温も上がり、庭の雪は殆ど消えていました。

正午前、「お祖母ちゃん」と上の孫がやって来ました。丁度中学３年生が

高校受験で在校生はお休みになったということです。

夏休みより春休みの方が宿題が多く出されたと言って、昼食後は折りたたみ式の

丸テーブルを出してきて、すぐに勉強です。学生は大変なのですね～

写真は昨日夫が撮りました。早朝の倉敷駅前の景色で、雨が雪に変ったところですね。

下の２枚は美観地区の写真で、やはり雪がうっすらと積もり始めていますね。








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春の雪掻き

　沫雪や侘しさ誘ふ救急音

　午後、お店の前を歩き易いように雪掻きをしていると、

仲良しのお客様が徒歩でいらっしゃいました。「手伝いましょう♪」と

早速手伝おうとされたのですが、遠慮しました。たしか彼女は先日も

買い物にいらして、その時腰が痛いと困っておられたからです。

「こんな雪の日だけど、お店開いてますか？」とお電話されたので、

ミコちゃん彼女のために慌てて雪掻きをしていたのでした。（笑）

午前中、庭木の背の高い黄金ヒバが、雪の重みに耐えかねて通路を

塞いでいたので、長い棒で一生懸命雪を払ってやりました。身軽になると

木々は起き上がって、通路ができましたのでやれやれでした。

ちょうどその時、何処からか、救急車の音が聞えてきました。







写真は今日の雪でモンスターのようになった庭木、先日友人がプレゼントして

くださった、プリムラ・マラコイデスと花簪ですが、ピンクの花は「桜草の一種」

とか「西洋桜草」と言ったほうが誰でも憶え易いですね。


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