ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

三九郎

2017-01-18 | いただき画像ご紹介
正月飾りやだるまさんなど集めて燃やす行事ですが
私の育った片田舎では“三九郎”と呼んでいました。
三九郎の火が消えると
小学校の6年生のお宅へ(男女別)集まり
夕飯をご馳走になったりいろいろな遊びをして楽しみました。
はるか昔の事ですがなつかしいです。
~あの頃遊んだ人たちどうしているかなぁ~

松本にお住まいのネットでのお知り合い
“じゃむおじさん”が今年も三九郎の画像を送って下さいました。
後方の山はまさしくふるさとの山!!
鍋冠、左後ろに大滝山、鉄塔の足もとあたり後立山の端になるのか・・・


こちらは東山。美ヶ原が形良いです(^_-)-☆
二見ヶ浦の大注連縄みたくだるまさんがつながりましたね


さんくろう さんくろう・・あとの歌詞は忘れましたが
そんな歌を歌ったように思います。


火の勢いがいいですね。


じゃむさんありがとうございました
臨場感たっぷりでした(*^_^*)
コメント (4)
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心に残った歌

2017-01-18 | Weblog
先週13日は皇居宮殿に於いて
新年歌会初めの儀が行われたと報道されました。
お題は『野』
どのお歌もすばらしく詠み込まれていますが
特に心に残ったお歌を。

皇后さま

 土筆(つくし)摘み野蒜(のびる)を引きてさながらに野にあるごとくここに住み来(こ)し

永田和宏(召人)

 野に折りて挿されし花よ吾亦紅(われもかう)あの頃われの待たれてありき 

入選歌

 岐阜県 政井繁之

 如月(きさらぎ)の日はかげりつつ吹雪く野に山中(さんちゆう)和紙の楮(かうぞ)をさらす

 東京都 上田国博

 歩みゆく秋日(あきひ)ゆたけき武蔵野に浅黄斑蝶(あさぎまだら)の旅を見送る

皇后さまのお歌
広大な御所の敷地ではあってもそれは閉ざされた中。
宮中に入られてからの人生の感慨のようにも感じられます。
皇后様のお歌は好きです。

永田さんも回想でしょうか。
野に咲く吾亦紅を手折って挿し、帰りを待ってくれた人は奥さま。
今は亡き河野裕子さんを思われてのお歌かと思いました。
鑑賞が違っていたらごめんなさい。

政井さん  
和紙が好きで折形なども習いました。
産地巡りもして紙漉きは見ていますが、
原料になる楮や三椏、雁皮などの生産者さんもいらっしゃるわけで、
そんな現場の方のお歌から、
極寒の如月のころ楮を野にさらす作業があることなどに
思いを寄せることが出来ました。

上田さん
長い旅を続けるであろうアサギマダラを
秋の日なかに見送っている情景がよくわかり、
作者の位置が単に野や山でなく武蔵野と言う“野”であるところ、
固有名詞の入れ方が上手いなぁと思ってしまいました。

友人からの絵葉書 福寿草  

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