コマネチというと、私はビートたけしが昔やっていた一発芸らしい
という認識しかなかったのですが、数年前にルーマニアの体操選手で
亡命者だったということをTVで知り大変驚いた記憶があります。
ところで、この番組は池上彰氏が解説していたのですが、
その際に、コマネチをチャウシェスク大統領の二男が愛人に
欲したので亡命したという説明がされていました。
その時は、「へぇ~すごい国だったんだなー」と思いましたが、
その後、チャウシェスク大統領は核廃絶に熱心で、東欧崩壊以前には
完全雇用と強力な福祉システムを構築していたという事実を知り、
かつ現在のルーマニアの4割はかつての社会主義体制を望んでいる
という結果から、どうもこの国は悪魔が支配していたわけではないと
最近、感じるようになってきたわけです。
そして今日、そういえばコマネチの亡命って本当のところ
どうなんだろうなーと調べてみたら、なんと……なんと…
愛人を強要されて亡命したという説は
本人が否定していました。
出所がどこかわかりませんが、どうも当時の
週刊誌が報道した内容だったんじゃないでしょうか?
東欧の有名な体操選手が亡命したという事実は美味しい飯のタネですし。
私は震災が起きる前から池上さんの解説って肝心の部分を
話さないなー(原発や小選挙区制など)と感じていたけれど、
まさか、こんなデマをVTRで再現したうえに独裁者の国家が
どーたらこーたらと説明していたとは思っていませんでした。
この事実を池上さんが知らないはずがない。
意図的に無視したのでしょう。
こういう内容をゴールデンで流す国って
本当に人間が自由に生きていると言えるのでしょうか?
正直、今日までルーマニアのイメージに疑問を抱いていた
私ですら何も知らずに生きていたわけで、
ましてや一般人ならなおさらでしょう。
社会的には著名なジャーナリストがご飯の時間に
流す「共産主義=悪」という論調に誰も疑問を抱かず
そのイメージを受け入れてこれからも生きるのが
日本の現実であって、大変恐ろしい事態だと思います。
私は前々から、反共バッシングの決まり文句の
「民主化」とか「自由」には非常に懐疑的だったけれど、
この現状を前にして、むしろ自由を知らず知らずに
失っているのは我々じゃないかと感じずにはいられません。
という認識しかなかったのですが、数年前にルーマニアの体操選手で
亡命者だったということをTVで知り大変驚いた記憶があります。
ところで、この番組は池上彰氏が解説していたのですが、
その際に、コマネチをチャウシェスク大統領の二男が愛人に
欲したので亡命したという説明がされていました。
その時は、「へぇ~すごい国だったんだなー」と思いましたが、
その後、チャウシェスク大統領は核廃絶に熱心で、東欧崩壊以前には
完全雇用と強力な福祉システムを構築していたという事実を知り、
かつ現在のルーマニアの4割はかつての社会主義体制を望んでいる
という結果から、どうもこの国は悪魔が支配していたわけではないと
最近、感じるようになってきたわけです。
そして今日、そういえばコマネチの亡命って本当のところ
どうなんだろうなーと調べてみたら、なんと……なんと…
愛人を強要されて亡命したという説は
本人が否定していました。
出所がどこかわかりませんが、どうも当時の
週刊誌が報道した内容だったんじゃないでしょうか?
東欧の有名な体操選手が亡命したという事実は美味しい飯のタネですし。
私は震災が起きる前から池上さんの解説って肝心の部分を
話さないなー(原発や小選挙区制など)と感じていたけれど、
まさか、こんなデマをVTRで再現したうえに独裁者の国家が
どーたらこーたらと説明していたとは思っていませんでした。
この事実を池上さんが知らないはずがない。
意図的に無視したのでしょう。
こういう内容をゴールデンで流す国って
本当に人間が自由に生きていると言えるのでしょうか?
正直、今日までルーマニアのイメージに疑問を抱いていた
私ですら何も知らずに生きていたわけで、
ましてや一般人ならなおさらでしょう。
社会的には著名なジャーナリストがご飯の時間に
流す「共産主義=悪」という論調に誰も疑問を抱かず
そのイメージを受け入れてこれからも生きるのが
日本の現実であって、大変恐ろしい事態だと思います。
私は前々から、反共バッシングの決まり文句の
「民主化」とか「自由」には非常に懐疑的だったけれど、
この現状を前にして、むしろ自由を知らず知らずに
失っているのは我々じゃないかと感じずにはいられません。