奇しくも今日の朝日新聞の国際面は北朝鮮、ベトナム、シリアと
社会主義国をバッシングする内容で埋められていた。
あまり知られていない事実だが、シリアは社会主義国である。
もっとも、あまり財政がよろしくないことと内戦状態であることから、
リビアと違って強力な社会保障は敷かれていないようだ。「たぶん」。
(「たぶん」と書いたのは日本にとって都合の悪い事実は入手しづらく、
もしかするとシリアでも同様のシステムが確立されているかもしれないから)
朝日新聞の記事は、反体制派代表組織の駐米代表に
取材したもので、国連代表資格を取得を目指す意気込みと「内戦には
過激派組織が加わっていることを認めた上で、穏健派を伸長させたい
との意向を示した」(原文ママ)と書かれている。
シリアはパレスチナを支援しているために
「テロ支援国家」と言われているのだが、
アメリカや日本はテロ支援国家じゃないのか?
朝日新聞はテロ支援をしてはいないか?こんな後でどうとでも出来る発言を文字に残し、
クリーンなイメージを吹聴する朝日新聞は、事実上のテロ支援を行ってはいないか?
「過激派組織が加わっている」どころか、そういう奴らがメインじゃないのか?
テロとの戦いとかほざいてアフガンとイラクを攻撃したアメリカは
どこに行ったのか?
ベネズエラ、イラン、キューバ、リビア、シリア、そして北朝鮮。
何だかんだで反米国家は社会主義国家だ。
東欧崩壊やソ連解体で「マルクスは終わったんだ!共産主義なんて
暴力そのものの地獄の世界なんだ!」とあれだけ喧伝したにも関わらず、
世界を視点にしてみてみると今でも反米=社会・共産主義なのである。
アメリカや日本に逆らうテロは極悪人になるが、
社会主義政権を崩壊させようとするテロは良き友人になる。
こういう卑劣な報道がある限り、朝日は反共左翼から脱しきれないだろう。
(反共左翼とは、基本的には左翼だが、本質的には反共なので、
肝心な時に保守派とつるんで虐げる側に転じる輩のこと)
私は共産主義者ではないけれど、どうも日本の報道、
更に言えば現在の政治学や経済学はアメリカからの輸入物で、
先進国側からの視点で語られているような気がしてならない。
彼らのほとんどはアフガン・イラク戦争を支持したし、
リビア空爆、北朝鮮へのアメリカの威嚇を正当化している。
シリアに至ってはテロリストを称賛しているのだ。
そういうわけなので、できる限り途上国の側に立って
物事を考えるつもりなのだが、現在の途上国や弱国、
反米主義国のほとんどが社会主義国家なので、どうしても
反共主義には徹底して抗うスタイルをとらざるを得ない。
戦前の日本は治安維持法に代表されるように
徹底した反共主義国家だった。ロシア革命の際に
もっとも長くロシアに派兵し干渉戦争を続けたのは日本だ。
こういう反共イデオロギーは天皇制によって補強されていたが、
戦後の冷戦体制にあってもなお解決されず現在でも残存している。
第3世界を視野に入れれば、第1世界(欧米諸国)での
共産主義体制の崩壊など取るに足らない出来事であり
いまだに世界では反米=社会主義政権が抗っているのだ。
むしろ冷戦が終結したことで、日本はいよいよ
反共主義に磨きがかかって、リビアやイラン、北朝鮮などの
反米主義国への武力の威嚇、経済制裁に何ら呵責もなく
積極的に、嬉々として誰もが心から正義と信じて加担してはいないか?
そう思えてならないのである。
社会主義国をバッシングする内容で埋められていた。
あまり知られていない事実だが、シリアは社会主義国である。
もっとも、あまり財政がよろしくないことと内戦状態であることから、
リビアと違って強力な社会保障は敷かれていないようだ。「たぶん」。
(「たぶん」と書いたのは日本にとって都合の悪い事実は入手しづらく、
もしかするとシリアでも同様のシステムが確立されているかもしれないから)
朝日新聞の記事は、反体制派代表組織の駐米代表に
取材したもので、国連代表資格を取得を目指す意気込みと「内戦には
過激派組織が加わっていることを認めた上で、穏健派を伸長させたい
との意向を示した」(原文ママ)と書かれている。
シリアはパレスチナを支援しているために
「テロ支援国家」と言われているのだが、
アメリカや日本はテロ支援国家じゃないのか?
朝日新聞はテロ支援をしてはいないか?こんな後でどうとでも出来る発言を文字に残し、
クリーンなイメージを吹聴する朝日新聞は、事実上のテロ支援を行ってはいないか?
「過激派組織が加わっている」どころか、そういう奴らがメインじゃないのか?
テロとの戦いとかほざいてアフガンとイラクを攻撃したアメリカは
どこに行ったのか?
ベネズエラ、イラン、キューバ、リビア、シリア、そして北朝鮮。
何だかんだで反米国家は社会主義国家だ。
東欧崩壊やソ連解体で「マルクスは終わったんだ!共産主義なんて
暴力そのものの地獄の世界なんだ!」とあれだけ喧伝したにも関わらず、
世界を視点にしてみてみると今でも反米=社会・共産主義なのである。
アメリカや日本に逆らうテロは極悪人になるが、
社会主義政権を崩壊させようとするテロは良き友人になる。
こういう卑劣な報道がある限り、朝日は反共左翼から脱しきれないだろう。
(反共左翼とは、基本的には左翼だが、本質的には反共なので、
肝心な時に保守派とつるんで虐げる側に転じる輩のこと)
私は共産主義者ではないけれど、どうも日本の報道、
更に言えば現在の政治学や経済学はアメリカからの輸入物で、
先進国側からの視点で語られているような気がしてならない。
彼らのほとんどはアフガン・イラク戦争を支持したし、
リビア空爆、北朝鮮へのアメリカの威嚇を正当化している。
シリアに至ってはテロリストを称賛しているのだ。
そういうわけなので、できる限り途上国の側に立って
物事を考えるつもりなのだが、現在の途上国や弱国、
反米主義国のほとんどが社会主義国家なので、どうしても
反共主義には徹底して抗うスタイルをとらざるを得ない。
戦前の日本は治安維持法に代表されるように
徹底した反共主義国家だった。ロシア革命の際に
もっとも長くロシアに派兵し干渉戦争を続けたのは日本だ。
こういう反共イデオロギーは天皇制によって補強されていたが、
戦後の冷戦体制にあってもなお解決されず現在でも残存している。
第3世界を視野に入れれば、第1世界(欧米諸国)での
共産主義体制の崩壊など取るに足らない出来事であり
いまだに世界では反米=社会主義政権が抗っているのだ。
むしろ冷戦が終結したことで、日本はいよいよ
反共主義に磨きがかかって、リビアやイラン、北朝鮮などの
反米主義国への武力の威嚇、経済制裁に何ら呵責もなく
積極的に、嬉々として誰もが心から正義と信じて加担してはいないか?
そう思えてならないのである。