安徽省合肥市で16日、甲午戦争(日本名:日清戦争)関連の史料展・学術報告会が開催され、
明治時代に総理大臣も務めた山縣有朋が自ら書いた「詩」に注目が集まった。中国新聞網が報じた。
同イベントは、合肥市関心下一代工作委員会と新四軍歴史研究会が共同で開催。
資料は、合肥市軍隊離退休幹部第一休養所の張興華教授が提供した。
張教授によると、同詩は山縣有朋が1886年に
琉球を視察した時に作ったもので、89年になり自ら書いた。
その内容は、「孤帆破浪向南州、又有辺防関客愁、島嶼茫茫三十六、青山一発是琉球」だ。
張教授は、「1885年、内務卿だった山縣有朋は、沖縄県令・西村捨三に対し、
釣魚島(日本名:尖閣諸島)を秘密裏に調査するよう指示した。
釣魚島は清朝に属し、無人島ではないというのが調査結果だった。
その調査が清朝の目にも留まり、山縣有朋は釣魚島を占領したかったものの、
軍力が不足していたため、頭を悩ましていた。
この詩は、山縣有朋が初めて釣魚島を秘密裏に調査した際のことを描写しており、
『有辺防(警備が施されている)』の言葉が、釣魚島は無人島ではなかったことを証明している」
と説明している。
(http://j.people.com.cn/n/2015/0417/c94475-8879924.html)
時間が経てば経つほど日本にとって不利な証拠が発見される。
再三、主張していることだが、歴史的に中国に帰属していたと認めることと、
それをもって「ただちに」中国領とすることとは別問題だ。
前者は歴史学の問題だが、後者は政治の問題である。
仮に今、尖閣諸島が日本領、あるいは中国領となったとしよう。
その場合、必ず相手の国から猛烈なバッシングが起き、
安全保障(という名の軍事)問題をはじめとした外交問題へと発展するだろう。
だから私はこの問題に関しては、歴史的には中国(台湾)領だが、
政治的にはどちらかの領土にすべきではないと考えている。
そのへんの区別をしないで、どちらの政府も証拠探し(日本の場合は証拠隠滅だが)
に奔走しているような印象を受けている。もう少しクールダウンしても良いのではと思う。
明治時代に総理大臣も務めた山縣有朋が自ら書いた「詩」に注目が集まった。中国新聞網が報じた。
同イベントは、合肥市関心下一代工作委員会と新四軍歴史研究会が共同で開催。
資料は、合肥市軍隊離退休幹部第一休養所の張興華教授が提供した。
張教授によると、同詩は山縣有朋が1886年に
琉球を視察した時に作ったもので、89年になり自ら書いた。
その内容は、「孤帆破浪向南州、又有辺防関客愁、島嶼茫茫三十六、青山一発是琉球」だ。
張教授は、「1885年、内務卿だった山縣有朋は、沖縄県令・西村捨三に対し、
釣魚島(日本名:尖閣諸島)を秘密裏に調査するよう指示した。
釣魚島は清朝に属し、無人島ではないというのが調査結果だった。
その調査が清朝の目にも留まり、山縣有朋は釣魚島を占領したかったものの、
軍力が不足していたため、頭を悩ましていた。
この詩は、山縣有朋が初めて釣魚島を秘密裏に調査した際のことを描写しており、
『有辺防(警備が施されている)』の言葉が、釣魚島は無人島ではなかったことを証明している」
と説明している。
(http://j.people.com.cn/n/2015/0417/c94475-8879924.html)
時間が経てば経つほど日本にとって不利な証拠が発見される。
再三、主張していることだが、歴史的に中国に帰属していたと認めることと、
それをもって「ただちに」中国領とすることとは別問題だ。
前者は歴史学の問題だが、後者は政治の問題である。
仮に今、尖閣諸島が日本領、あるいは中国領となったとしよう。
その場合、必ず相手の国から猛烈なバッシングが起き、
安全保障(という名の軍事)問題をはじめとした外交問題へと発展するだろう。
だから私はこの問題に関しては、歴史的には中国(台湾)領だが、
政治的にはどちらかの領土にすべきではないと考えている。
そのへんの区別をしないで、どちらの政府も証拠探し(日本の場合は証拠隠滅だが)
に奔走しているような印象を受けている。もう少しクールダウンしても良いのではと思う。