2019年9月8日
クラシック音楽が聴ける金沢のカフェ・ヤギヤです。
今回はホルン、オーボエ、ピアノの3人によるトリオコンサートでした。
構成も曲も珍しいコンサートで、開催を楽しみにしていました。
まずはホルンとピアノの演奏。
曲はロッシーニの「前奏曲、主題と変奏」
ホルンの柔らかな音とピアノの音色が店内中に響き渡ります。
ホルンは金属製の楽器だけどとても柔らかい音が出るんですよね。
狭い空間でもとても聴きやすい音です。
次は、オーボエとピアノの演奏です。
曲はパスクッリの歌劇「ラ・ファヴォリータ」の主題による協奏曲。
リハーサルの時から思っていたのですが、この曲はとーっても難しい!
聴く側はとてもいい曲なのですが、演奏する側はたいへんだろうな〜と思わせる超絶技巧な曲なのです。
それもそのはず、パスクッリはオーボエのパガニーニと呼ばれているそうです。
続いてはピアノソロで、
リストのアヴェ・マリア(ローマの鐘)
ベヒシュタインのピアノの音色がとても気持ちいい曲ですね。
休憩を挟んで、後半は
ライネッケのトリオ
こちらも難しそうな曲でしたが、見事に弾き(吹き)きりましたよ。
1時間ほどの公演でしたがとても素晴らしい演奏会になりました。
今回の出演は
田中宏 オーボエ
真田沙織 ホルン
中山知子 ピアノ