津市片田長谷町、集落内の交差点脇に建つ石地蔵です。
大きな後背があり、大きな台座の上に載っています。
詳しいことはわかりませんが、江戸時代のものと思われます。
これほど大きな地蔵さんは、この地域では珍しいです。
脇には、昔の防火水槽があります。
このような形の水槽は、現在はほとんど姿を消してしまったので、
ここの風景は、昭和30年代の風景のように見えます。
前に立てられた石柱です。
正面には「近田山長谷寺」と刻まれていることから、
長谷寺(ちょうこくじ)への参道を示す道標のようです。
側面には「大正二年」と刻まれていました。
この地蔵さんから西の、集落の道です。
画像では広く見えますが、実際の道幅はかなり狭いです。
この坂道を登ったところに、長谷寺参道の入口があります。
長谷寺参道の石階段