本日(3/25)午前10時から、久居上稲葉の稲葉公民館で
「雑学人つくり塾講座」が開催され、
美里ボランティアガイド会の山本さんと平田さんが、美里の昔話を紙芝居で紹介しました。
同公民館で、過去に地元の昔話を紙芝居にして、
公民館文化祭で受講生が披露したことがあり、
今後の活動の参考にするため、美里ガイド会を招待したものです。
最初に、平田さん作の
「生きて帰れた舞鶴の港」という作品を上演しました。
これは昔話ではなくて、平田さんの戦争体験を作品にしたもので、
昨年、美里町内の小学校で上演したものです。
次に、山本さん作の
「義犬塚(いぬづか)」という新作が披露されました。
次に、平成21年の歴史街道ウォークの際に、現地でガイドを行うために制作した、
「延命地蔵」が上演されました。
上稲葉と五百野は隣どうしですが、下之郷の延命地蔵を知らない人が多くて、
受講生の皆さんは興味深げに見ていました。
この後、
「めなし地蔵」「五百野姫」の2作品も上演されました。
最後に、稲葉公民館からの御礼として、
受講生が制作した「吹上の境」という作品が披露されました。
昔から争いの絶えなかった稲葉と五百野の間に、境界の石柱を建てたところ、
両村の争いが無くなったという昔話でした。
双方の作品が上演されたのち、意見交換が行われ、
美里の平田さんから
「絵が下手でも話が下手でも、このように絵に書くと
理解が深まるので、少しづつ作品を増やしている。
次の世代にも昔のことを伝えるため、お互いに頑張りましょう」と
メッセージが送られました。
>この日上演された美里の昔話の紹介はこちら
平田さんの戦争体験
義犬塚
下之郷の延命地蔵
めなし地蔵
五百野皇女