美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

長徳寺と塚原卜伝(芸濃町)

2012-10-26 11:15:09 | 津のこと

(長徳寺)

長野御三家のうちのひとつ、雲林院氏の9代当主・雲林院祐基は
剣豪塚原卜伝に剣を学び、極意皆伝書をもらったといわれています。

「龍王桜伝説」で有名な芸濃町の長徳寺は、
曹洞宗の寺院で、雲林院氏の菩提寺だったとされています。
同寺には塚原卜伝の位牌があるとされ、卜伝と雲林院氏との繋がりがあったことを想像させます。

塚原卜伝は延徳元年(1490)十二月、常陸国塚原(茨城県鹿島郡鹿島町須賀)で生まれ、
諸国を巡った後、83歳(1573?)で亡くなっています。
伊勢国は1532年から1557年の間に2度訪れており、
2度目の旅では、伊勢国司・北畠具教に庇護されて美杉に住んだとされています。


(美杉町の塚原卜伝屋敷跡にある説明板)

さて、卜伝の弟子だったという雲林院祐基は、
長野本家の15代当主・藤定の弟だとされています。

藤定が当主であった1558年に長野と北畠の講和が成立し、
北畠具教の次男・具藤を長野家の養子に迎えていますから、
祐基が卜伝に学んでいたのは、どう考えてもそれ(講和成立)以前のこととなります。
その頃は卜伝が美杉に住んでいたわけですから、
わざわざ敵方の美杉まで剣を習いに出かけて行ったとは思えません。
祐基と卜伝との接点が本当にあったのかどうか、よくわかりません。

(追記)
上記の「雲林院祐基は塚原卜伝に剣を学び、極意皆伝書をもらった」は、
芸濃町長徳寺に伝わる伝承です。
ところが実は、この伝承は誤りで、
雲林院一族の雲林院光秀という武士が、塚原卜伝より新当流を伝授された弟子でした。
そして、光秀の子、雲林院弥四郎光成は、
父から新当流兵法を伝授され、さらに柳生宗矩のもとで柳生新影流をも学んでいる。
後に熊本藩主細川忠利に召抱えられ、熊本に赴いている。

藩主細川忠利の御前で、光成と剣豪・宮本武蔵との試合が行われ、
宮本武蔵は57歳、光成は60歳、両者木刀を以て闘ったという。
このことは、武蔵の死後にまとめられた『二天記』に記されている。
そして、これが武蔵最後の決闘となったという。
雲林院弥四郎光成はその後、熊本藩の客分のまま、1669年9月、89歳で死去した。

戦国時代から江戸時代にかけての剣術家・疋田豊五郎景兼も
新当流雲林院松軒(光秀)に師事したことが知られています。

武蔵最後の決闘相手-伊勢の剣豪 雲林院光成
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巨人を「巨大戦力」と言うけれど、私はそうは思わない

2012-10-25 21:15:24 | プロ野球カード


セリーグCS(クライマックスステージ)で、
中日3連勝のあと、巨人が3連勝しました。

中日にとっては「あと1勝」と巨人を追い込んだだけに、
悔いが残るシリーズとなりましたが、
実際には、エース2人(吉見と中田)を欠いた状態で、
ここまで良く戦った、と言うべきでしょう。

東海地方のマスコミでは
「巨大戦力を相手に」という表現が目立ったのですが、
「巨大戦力」という言葉は
巨人を「お金で有力選手を集めている」と揶揄しているように感じます。



2004年の「4番打者ばかり集めたチーム(清原、小久保、江藤、ローズ、ぺタジーニ、)」
のこともあるのでしょうが、
あの頃と今の巨人とは違いますね、あそこまで非常識ではない。
だから「巨大戦力」なんて言い方も違うと思いました。

今シーズン、投手は杉内、ホールトンを獲ったけれど、打者は村田のみ。
CSでの巨人の先発メンバーのうち、
村田を除く、長野、坂本、阿部、高橋由らは巨人生え抜きの選手でした。
一方、中日の先発メンバーのうち、
和田、ブランコ、谷繁は中日生え抜きではないので
巨人のように「巨大」ではないけれど、
中日が巨人を「巨大戦力」と呼ばわる立場でもないと思いました。

いや、そんなことはどうでも良いのです。
負けてから「相手が巨大だった、お金を使い過ぎてずるい」などと言うのは不毛です。
だから「巨大戦力」なんて言い方はやめましょう。
でもって来シーズンは「巨人は大きすぎてコケた」と言えるように、
しっかりと巨人を倒してほしいと思います。

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純米酒 みさと龍神(松島酒造)

2012-10-25 11:30:44 | 津のこと


津市安濃町の松島酒造が製造している
「純米酒 みさと龍神」です。

やや辛口で、クセのないお酒です。

「純米酒 みさと龍神」720ml、1本1,000円



保存剤などを入れないため、賞味期間が短く、
店頭にずらっと並んでいることは無いそうです。
まさに「幻のお酒」です。

在庫が無い場合は取り寄せになります。
松島酒造で樽から出して瓶詰めした、出来たてが届きます。

お求めは、下記の取扱店へ、
木屋萬商店(津市半田、県道半田交差点東)0120-288553
または
松島酒造(津市安濃町南神山)059-268-0869

2009.3.12 三重大学の学生がつくったお酒
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さくら饅頭(みのや製菓/尾鷲市)

2012-10-24 11:15:51 | グルメ


尾鷲市の特産品販売所「おわせお魚いちば おとと」で購入しました、
みのや製菓の「さくら饅頭」です。



5個入り500円です。



本来なら魚とか、さんま寿司とかを買って帰るべきなんでしょうけれど、
バスの中が魚臭くなるかなあ、と思ってお菓子にしました。



おわせお魚いちば おとと

和菓子・和カフェ(三重)過去記事リスト
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すず・Cafe(尾鷲市)

2012-10-23 21:15:23 | グルメ


尾鷲市上野町、国道42号線沿い、尾鷲総合病院向かいにある喫茶店、
「すず・Cafe」です。
テナントビルの2階にあります。



東と南がガラス張りで、明るく広々とした店内です。
広さに比べてテーブルの数が少なく、とてもゆったりしています。



窓からは、国道42号線を見下ろせます。


日替わりランチ(すずランチ)



1日10食限定のハンバーグランチ、
丸いハンバーグ2個を煮込んでいます。



尾鷲総合病院北の交差点、これを海の方向(画像の方向)に行くと、
市役所と市体育館があります。
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