普段、食生活の主役は米のご飯だが、
山では、格好よくいえば行動食というか、
パンを口にしつつとなることも多い。
そのため山へ出かける準備には
パンの購入も欠かせない“ルーティンワーク”だ。
そして先日、偶然目に留まったのが
JR新宿駅の構内で売っていたパンだった。
最初は、やけに大きな“梅干”かと思ったが、
じっくり見ると、それは「リンゴパン」なる
名称のれっきとしたパン。
真っ赤な色は、りんごをイメージしたものだったが、
それにしても派手なパンである。面白そうだから
ものは試しと買ってみた。金150円(税込)。
でもパン1個では何なので、ついでに隣のあった
こちらも地味ながら緑の色が主張する
「カボチャパン」も一緒に購入してみる。
実際に食べてみる。まずはリンゴパン。
このパンは味もよいが、それ以上に香りがよい。
ほのかというよりも、かなり強烈で
それだけで、う~ん満足となる。
続いて「カボチャパン」をかじってみると。
このリンゴパンより10円高い、
160円(税込)の一品は
カボチャのあんがぎっしり詰まっており
食べ応えは十分。もちろんうまい。
しかしこの2つのパンに出会って以来、
たびたび購入を試みるが
両品どちらもそろってとなるのはまれ。
特にリンゴパンとは、ご無沙汰の関係だ。
これは、もしやリンゴパンは
実はメジャーな逸品かもと
インターネットで検索してみると。
まあ、あるわ、出るわ、載っているわいと
リンゴパンに関する情報は多数あり、
人気もなかなかであることがわかった。
道理で、購入できないことも多いわけだと
納得はするが、買えないと欲しくなる。
そのため、無事に購入して山などで食すると
おっさん喜び“自撮”で1枚である。