10月一発目の
プロレス観戦となったのは
やっぱりノア!
心配されていた雨は
ほとんど降りませんでした。
ヨカッター!!
1回500円の
のあのあくじを2回引くと
うち片方が「S賞」!
会場入りが遅かったのか、
それとも元々
それしか用意して
いなかったのかは
定かではありませんが
北宮のサイン入り
キーホルダーをゲット!
これはこれで
うれしいんですけど
正直なところ、
以前のサイン色紙が当たる
のあのあくじの方が
良かったなぁ・・・。
南側のスタンド席の
端の方での観戦。
平日開催の割には
かなり入った方だと
思いますね。
公式発表では
1,314人だそうです。
それだけ
メインのGHCヘビー戦と
セミのJr.リーグ
優勝決定戦が
注目を集めていたという
ことでしょう。
第1試合
大原はじめ
日高郁人
菅原拓也
vs
井上雅夫
諸橋晴也
大和ヒロシ
入場シーンでは
大和ヒロシが
歌いながらの入場。
結構、ウマイ!!
試合は
いつものように
雅夫がポカする形。
日高がうまく
雅夫を丸め込んで
ゼロワン+大原組の勝利。
第1試合で
ノア所属選手は大原1人
だったにもかかわらず
盛り上がっていました。
これは特に
ゼロワンの日高、菅原と
フリーの大和が
好ファイトを
見せてくれたことが
大きかったと思います。
もちろん諸橋も。
プロのレスラーとして
敬意を表します。
第2試合
小峠篤司
vs
菊タロー
裏メインと
囁かれていたとか
いなかったとかの
このカード。
小峠のハイテンション入場に
菊タローは
「この子、こんなんやった!?」
とキャラ変っぷりに
ナイスツッコミ(笑)
菊タローが
小峠の急所を掴んで
「めっちゃ大きい!」
と叫んだ後、
逆に小峠が菊タローに
「めっちゃ小さい!」
とやり返すチンプレーも。
西永レフェリーも
これに巻き込まれて
しまいました。
フィニッシュは
口上の長いブレーンバスター
失敗からの
革命マントスプラッシュ!
予想通りの結末
なんですけどね。
何度見ても面白いです。
第3試合
潮崎豪
マサ北宮
清宮海斗
vs
熊野準
宮脇純太
稲村愛輝
期待の新人、
稲村の奮闘したものの
北宮のサソリ固めに
悶絶してギブアップ。
途中、3vs1の場面で
張り手を乱れ打ったり
北宮に対しては
ロープダッシュと
見せかけて
振り向きざまに
張り手を入れたりと
光るモノを
見せてくれました。
第4試合
拳王
vs
岩崎孝樹
蹴り合いのシーンなど
見せ場はあったものの
拳王の余裕を
岩崎は最後まで
崩すことができなかった、
そんな印象でした。
フィニッシュは
最近は繋ぎ技に
なりつつあった蹴暴。
第5試合
原田大輔
HAYATA
タダスケ
vs
Hi69
田中稔
小川良成
老獪なタッチワークで
試合を優位に進めたのは
スペシャル4側。
ラーテルズは
HAYATAが長く捕まり
追い込まれていましたが
最後は原田が
一気に畳み掛けて
片山ジャーマンで
フィニッシュ。
YO-HEYの優勝決定戦を
バックアップする為にも
負けられない試合だったと
いうことでしょうか。
グローバルリーグ戦2018
出場選手発表
レギュラー参戦選手
以外では
ゼロワンの佐藤耕平と
DDTの樋口和貞の
参戦が発表されました。
特に耕平は楽しみですね。
それ以上に楽しみなのは
丸藤、中嶋、拳王が
同じグループに入ったこと。
この3人の
シングルマッチが
見られるのは
ワクワクしますねー。
第6試合
丸藤正道
齋藤彰俊
モハメド・ヨネ
クワイエット・ストーム
vs
マイバッハ谷口
長井満也
KAZMA SAKAMOTO
コーディ・ホール
戦前に皆さんが
予想していた通り、
フーリガンズが
フーリガンズボムで
丸藤から直接勝利を奪う
結果となりました。
試合後には
彰俊も襲撃し
改めてGHCタッグ王座への
挑戦を表明。
コレはもう
やるしかないでしょう!
個人的には
フーリガンズに
大きなブーイングが
飛ぶようになったのが
うれしいですね。
ノアにはあまり
ベビー、ヒールという
概念がなくて
フーリガンズに対しても
「残りモノ」くらいの
冷ややかな態度に
感じていましたので。
私のお気に入り、
コーディ・ホールも
試合内容は
安定してきていますし
そろそろ大きな
覚醒のチャンスが
ほしいところ。
GHCタッグ戦や
グローバルリーグ戦で
更なる飛躍を
見せてもらいたいですね。
セミファイナル
GLOBAL Jr. LEAGUE 2018
優勝決定戦
鈴木鼓太郎
vs
YO-HEY
鼓太郎の入場シーンは
概ね歓迎ムード。
私も含め、
当時を知るノアファンに
とってみれば
「よく帰ってきた!」
・・・的な気持ちも
あったのでは?
YO-HEYは
マスク!?
マスク風の布!?
で顔を隠しての入場。
これがまた
カッケーんですわ。
対峙する両選手。
声援を集めたのは
圧倒的にYO-HEY。
そりゃそうですよね、
鼓太郎は今となっては
れっきとした
「外敵」なんですから。
・・・で
いきなりこんな写真で
申し訳ないんですけど
序盤の攻防、
魅入っちゃってました。
YO-HEYが場外への
トペを狙うと
鼓太郎が場外から
アッパー掌底で迎撃して
こんなことに・・・。
YO-HEYも
キレ味のあるチョップを
見せていたのですが
歴戦の猛者、
鼓太郎の牙城は崩せず。
逆に鼓太郎の
腹部へのエルボーで
動きが止まってしまいます。
コレ、明らかに
YO-HEYの体を見て
意図的に
狙っていきましたよね。
鍛えてあるとはいえ
ノアジュニアの中では
線の細いYO-HEYに
この攻撃は
効果てきめんでした。
ならばとYO-HEYは
逆に鼓太郎の
得意とするファンネルを
狙い打ちしてからの
トペ・コンヒーロ。
攻守が目まぐるしく
入れ替わる
丸め込み合戦は
見ごたえがありました。
しかし
やはりこの試合で
明暗を分けたのは
鼓太郎のこの
呼吸が止まるエルボー。
緩急のつけ方が
本当に上手い!
鼓太郎の
フィニッシャーの1つ、
ブルーデスティニーは
YO-HEYが着地して
トラースキックで反撃。
ここから一気に
YO-HEYが畳み掛けます。
両膝立ちの鼓太郎に
顔面G!
更にスタンド状態の
鼓太郎に顔面G!
そして
トップロープから放つ
スーパー顔面G!!
しかし、
それでも鼓太郎から
3カウントを奪えず。
ならばと
再度トップロープからの
スーパー顔面G!
・・・が
これは鼓太郎が
狙いすましてキャッチし
パワーボムで投げ捨てると
まさかの超大技、
レクイエムを敢行!!
YO-HEYはこれを
返すことができず
3カウントを
許してしまいます。
現GHC Jr.王者
原田を破った上での
グローバルJr.リーグ制覇。
鼓太郎の言うように
これはノアジュニアを
完全に崩壊させられたとも
受け取れます。
鼓太郎とにらみ合う原田。
GHC Jr.ヘビーの
ベルトを手にして
「やりたいことがある」
と語る鼓太郎は
原田への挑戦を表明。
去り際に鼓太郎が
原田に放った一言、
「お前は
ノアジュニアを弱くした
A級戦犯だ!」
の台詞を
原田はどんな思いで
聞いたのでしょう・・・。
鈴木鼓太郎が
完璧な強さを見せつけ
グローバルJr.リーグを
制しました。
メインイベント
GHCヘビー級選手権試合
杉浦貴
vs
中嶋勝彦
ダークサイド勝彦
・・・という呼び名が
適しているのかどうかは
定かではありませんが
ふてぶてしい態度と
無邪気な発言で
かつての王者時代とは
まったく違う輝きを
放ち始めた勝彦。
「止まらねぇ!」と
声高に叫んでいた
あのときよりも
遥かにアンストッパブルな
レスラーに進化したと
思います。
対する杉浦も
非情な攻めを見せるという
点においては
勝彦と同様。
むしろ先駆者とも!?
そんな2人が
戦うわけですから
普通の試合で
終わるわけがありませんし
面白くないわけがない!
私としても
ずっと見たかった
カードでした。
期待感が充満する中、
試合開始を告げる
ゴングが打ち鳴らされます。
すると勝彦が
いきなりリングに寝そべり
戦う姿勢を見せず。
「トランキーロ、
あっせんなよ」
と言わんばかりのスカしに
会場のファンも
ちょっとざわつきました。
杉浦が勝彦の
首根っこを掴んで押し込み
ロープブレイク。
緊張感漂う間のあと、
杉浦が放ったエルボーは
勝彦が回避!
今にして思えば
このシーンが
この後の試合展開を
暗示していたのかも
しれません。
杉浦が狙った
コーナー串刺し式の
スピアーも回避すると
強烈なキック。
場外戦に移行すると・・・
イスを使って殴打!
そしてこの表情!!
まるで映画
「悪の教典」の
伊藤英明さんのような
壊れっぷりを見せる
ダークサイド勝彦。
恐ろしいんですけど
魅せられてしまいます。
そこからはもう勝彦の
ワンサイドゲームが
続きます。
気づいたら
試合開始10分経過の
アナウンスが
聞こえていましたので
ほぼ開始10分間は
勝彦ペースで
試合が進んでいたことに。
キックの1つ1つが
大きな炸裂音を
響かせていましたし
ニヤついた狂気の表情も
ファンの感情を
大きく揺さぶっていました。
ようやく
反撃に転じた杉浦は
エルボーの連打で
勝彦を追い込みます。
・・が
勝彦の表情に注目!
ホラーでしょ、
こんなんもう・・・。
ならばと杉浦は
勝彦をコーナーで
逆さ吊りの状態にして
ガードできない腹部へ
強烈なランニングニー!
更にフロントハイキック、
ランニングニーの連打で
勝彦を大の字にさせると
会場からは
やんやの大歓声!
たっぷりとタメを
効かせてから放つ
雪崩式ブレーンバスターは
強烈なインパクト!
そして
ボストンクラブ。
自身のダメージ回復も
計ってのこの技の選択、
さすがですね。
杉浦のエルボーと
勝彦のキック、
試合を決められる程の
威力を持つ打撃技での
打撃合戦は迫力十分!
・・・というか
ちょっと引いちゃうレベル。
杉浦のアンクルホールドは
勝彦がすぐに動いて
ロープブレイク。
勝彦の熱にあてられて
杉浦も非情な技で
畳み掛けます。
ターンバックルへの
投げ捨てジャーマンに
コーナーでのエルボー連打、
串刺しランニングニーに
側頭部へのエルボー・・・。
そこまで
やらなくてもと
思ってしまうくらいです。
フィニッシュの
予選スラム狙いは
勝彦がレフェリーを
巻き込んでガード!
すると
顔面かきむしりから
プッシュアップバーを
リング内に持ち込み
殴打からの絞め。
「ズルいぞ、勝彦!!」
という思いより先に
「あなたの場合、
キックした方が
強いんじゃないの!?」
と感じてしまうのは
私だけではないハズ!?
それでも予選スラムを
投げきった杉浦。
1度目のトライでは
3カウントを奪えず
2発目を狙いますが・・・
勝彦は回避し
フランケンシュタイナーで
反撃します。
キレイなのも
できるじゃないか!!
・・・なんて
思ったのも束の間、
ダークサイド勝彦が
再び目を醒まし
杉浦を追い込みます。
極めつけがコチラ。
この7枚の
トラースキックの写真、
1枚1枚が別々の
キックなんですよね。
全部が的確に
顔面を捉えている上、
杉浦はコーナーに
追い込まれているので
ダウンすることが
できないんですよ。
ゆっくりと少しずつ
腰が落ちていきながら
ガード不能な蹴りを
喰らい続ける杉浦、
その心中たるや・・・。
しかしながら
これはまだ
序章に過ぎず・・・!?
胸部と背部へ強烈な
サッカーボールキックを
連打する勝彦。
杉浦はロングダウン。
なおも放たれる
強烈なキックの数々で
杉浦はついに
動けなくなってしまいます。
そんな杉浦に対して
四つんばい状態のところを
顔面を思いっきり
蹴り上げる勝彦。
そのドSっぷりに
場内からは悲鳴も・・・。
・・・あっ、
ちなみにコレ、
まだ序章
ですからね♪
満面の笑みを浮かべながら
勝彦が繰り出したのは
必殺の一撃、
ヴァーティカルスパイク!
しかし、これを杉浦は
カウント2で返します。
2発目の
ヴァーティカルスパイクは
杉浦が体勢を
入れ替えて回避。
さぁ、ここから
杉浦の反撃だ!
・・・と誰もが思った
次の瞬間、
杉浦の張り手が
勝彦に当たらない!!
そう・・・、
試合序盤から
勝彦が見せていた
相手の攻撃を
回避する動きを
このタイミングで
再び持ってきたんです!
杉浦の必勝パターンの
更に上を行く展開、
これには私も驚きました。
その上、
杉浦の張り手を
避けてから
勝彦が繰り出したのは
キックではなく
張り手のラッシュ!
これがキックに
勝るとも劣らないくらいの
炸裂音を響かせていて
その威力はあの杉浦が
崩れ落ちていくほど・・・。
再度、杉浦を立たせて
張り手を見舞う勝彦。
杉浦は再びダウン。
今度はこれもまた
杉浦が終盤で
得意とする展開の
半ダウン状態の相手に
エルボーを連打する
動きを見せた勝彦。
制止するレフェリーも
突き飛ばして
攻撃の手を緩めず。
はっきり言って
やり過ぎだ!
フィニッシュを
狙ったであろう
勝彦の渾身のハイキックは
杉浦が回避・・・
というよりも
崩れ落ちたことで
運良く回避した形に!?
なおも蹴りを狙う
勝彦の足を
キャッチした杉浦は
エルボーでも
張り手でもなく
ナックルパートで
勝彦をぶん殴る!
悪い子には
おしおきだ!!
そこから
アンクルホールドへ。
逃げ回る勝彦を
ガッチリ捕獲すると
杉浦は勝彦の
ブーツを噛みながら
執念で絞め上げ
長時間耐えた勝彦も
堪らずギブアップ!
勝彦の殺気に満ちた
打撃技を受けきった杉浦が
起死回生のアンクルで
逆転勝利を掴みました。
試合後は
新世代の選手たちと
フーリガンズが
リング上に姿を現し
挑戦を表明。
しかし杉浦は
誰の挑戦を
受けることもなく
10月30日から始まる
グローバルリーグ戦で
挑戦者を決めることを提案。
そりゃそうだって
話ですよねー。
最後は飾らない言葉で
ファンへの感謝を告げる
杉浦。
それがかえって
ファンの心に
響くんですよね。
今の杉浦の
支持率の高さも納得です。
観戦後は
ファイプロフレンドの
よなとさんと
食事しながら談笑。
普段は1人での観戦が多い
私にとって
素晴らしい興行を見た後で
そのことについて
話し合える時間が
持てるということは
とても贅沢な時間に
感じられました。
よなとさん、
またよろしくお願いします!!
もちろん
あの試合の続きも・・・、
ムフフッ・・・。
↑バナーをクリックでランクアップ!
ご協力よろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます