1950年代に建てられた集合住宅を、断熱性能にこだわって全面改修した例です。
建築家だけでなく、建築物理の専門家も参加して、いわゆるダンボールを利用しています。
▲以前のバルコニー部分を囲って部屋にしています。
▲▼エントランスの入り口のひとつ
▲建物側面
▲裏側にあたる南面に工夫が…
▲▼これです。このハニカム構造(蜂の巣構造)のダンボールが断熱と光を両立させています。
冬の太陽高度が低いときは、光も日射も中に入ってきます。
夏の太陽高度が高いときには、日射を遮り、光は乱反射することである程度入ってきます。
ハニカムの空気層をガラスで囲むことにより、夏の射熱と断熱、冬の日射しの取り
入れと断熱を実現し、光もそれなりに入ってくるという理論です。
実際のデーターも教えて頂きました。
様々なアイデアと試みがなされていますね。
▲真ん中が設計した建築家。右が石川先生、左がドイツの建築家ケーニッヒ。
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こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
住まいに興味のある方も、無い方も何となく役立つか、
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横浜市 一級建築士事務所
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