6日の夕方前夜に続き、臨時ニュースのテロップが流れた。2日連続の喜ばしいニュースだった。以下の記事は全てNHKNEWSWebからのコピーです。
ところで、昨晩も村上春樹さんのノーベル文学賞の期待が大きかったが、残念ながら受賞出来なかった。
ノーベル物理学賞に梶田隆章さん
ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、物質のもとになる最も基本的な粒子のひとつ「ニュートリノ」に質量があることを世界で初めて観測で証明し、「ニュートリノ」には質量がないと考えられてきたそれまでの素粒子物理学の定説を覆した東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんが選ばれました。
日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含め、5日に医学・生理学賞の受賞が決まった大村智さんに続いて24人目で、物理学賞の受賞は11人目となります。
- ノーベル物理学賞に梶田隆章さん(10月6日 18時54分)
- 日本科学未来館 梶田さん監修の展示にぎわい(10月7日 12時17分)
- 一夜明けた梶田さん 「うれしいですが複雑」(10月7日 11時45分)
- 梶田さん会見「若い人に宇宙の謎解き参加を」(10月6日 23時14分)
- 梶田さん「宇宙の不思議解明は素朴な喜び」(10月7日 4時35分)
- 梶田さん ノーベル財団に電話で喜び語る(10月6日 20時39分)
- 共に受賞の研究者「非常によい関係で実験」(10月6日 20時40分)
- ノーベル物理学賞 梶田さんと共にカナダ人研究者(10月6日 19時31分)
各地で称賛や喜びの声
- 梶田さんの出身地 駅前のモニターで受賞伝える(10月7日 12時17分)
- 梶田さん卒業の高校 “先輩”の受賞祝う(10月7日 11時53分)
- 「初めての誕生日プレゼントがノーベル賞」(10月7日 11時45分)
- 梶田さん 小さい頃の憧れは「お茶の水博士」(10月6日 21時59分)
- 去年受賞の赤崎さん「2年連続の受賞で朗報」(10月6日 21時56分)
- 恩師の小柴さん「いずれ受賞すると思っていた」(10月6日 21時43分)
- 共に研究の小林隆さん「心から尊敬する研究者」(10月6日 21時35分)
- 首相 ノーベル賞の梶田さんを電話で祝福(10月6日 21時21分)
- 梶田さんの母校 埼玉大学から祝福の声(10月6日 21時04分)
- 益川敏英さん「当然の結果だと思う」(10月6日 21時00分)
- 江崎玲於奈さん「もらうべき人がもらった」(10月6日 20時55分)
- 文科相 「研究積み重ねのなかでの成果」(10月6日 20時53分)
- 梶田さん受賞 東大柏キャンパスで喜びの声(10月6日 20時51分)
- 科学技術相「大きな励み 後進の育成も」(10月6日 20時38分)
- 共に研究の鈴木厚人さん「受賞は妥当」(10月6日 20時28分)
- 村山斉さん「今までの標準理論越えた研究」(10月6日 20時20分)
- ノーベル賞 さいたま市で驚きや喜びの声(10月6日 20時07分)
- 連日のノーベル賞受賞決定に喜びの声 渋谷(10月6日 19時33分)
- 梶田さんの妻「おめでとうと伝えました」(10月6日 19時28分)
梶田さんの研究・業績は
- スーパーカミオカンデ きょうも研究者が観測(10月7日 12時15分)
- 梶田さんたちの功績 “宇宙観を変えるほど”(10月7日 4時35分)
- 日本人 ニュートリノでの受賞は2回目(10月6日 20時36分)
- 梶田さんの研究の背景に小柴さんと故・戸塚さん(10月6日 20時16分)
- 梶田さん「ニュートリノ振動」世界で初めて捉える(10月6日 19時50分)
日本の小説家、アメリカ文学翻訳家。随筆・紀行文、ノンフィクションの著作もある。京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒業、ジャズ喫茶の経営を経て、1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。当時のアメリカ文学から影響を受けた文体で都会生活を描いて注目を浴び、村上龍と共に時代を代表する作家と目される。
経歴(wikipediaより)
1987年発表の『ノルウェイの森』は上下430万部を売るベストセラーとなる。これをきっかけに村上春樹ブームが起き、以後は国民的支持を集めている。
その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』など。日本国外でも人気が高く、柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人と評している。
2006年、特定の国民性に捉われない世界文学へ貢献した作家に贈られるフランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞し、以後ノーベル文学賞の有力候補と見なされている。
デビュー以来、翻訳の活動も行っており、フィッツジェラルドの諸作品やレイモンド・カーヴァー全集のほか、多くの訳書がある。随筆・紀行文も多数。