みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

米沢・山形・東北の自然や文化・風土を季節の便りとして届けています。HP[新・天空の流れ雲]と合わせてご覧ください。

秋の秋田一人旅2017 ② ~ 象潟の芭蕉の足跡 ~

2017-11-03 18:08:10 | 旅行記

 26日午後2時過ぎ、九十九島をゆっくりと眺めながら、蚶満寺(かんまんじ)に向かった。象潟(きさかた)は江戸時代芭蕉が訪れた最北の地である。

 ↓ 芭蕉が訪れた頃は、ここは海だった。松島の様な景勝地だったらしい。 

  ↓ 鳥海山の山頂は雲が架かっていた。

 

 ↓  蚶満寺(かんまんじ)の案内板

 駐車場に車を停めて、山門と松林の中を一巡りしただけだった。いつかまた来るときは、もっと時間をかけてゆっくりと見学してみたいと思った。

 山門  ↓

  

 

 芭蕉の句  象潟や雨に西施がねぶの花

 ← クリックすると大きな画像になり、文字が見易くなります。

 道の駅「ねむの丘 象潟」の4階は展望室になっていた。

 

 

 一日目の宿、蕉風荘の前の池は昔は海だったらしいと、宿のフロント係に聞いた。ここで芭蕉は句を詠んだとのことだった。

   芭蕉の句  汐越や鶴はぎぬれて海涼し 

 [最初に詠んだ腰長(こしおさ)は、5年後に刊行された奥の細道では、

  汐越(しおごし)に改められている。]

 


 

※ 次回は白瀬南極探検隊記念館と、日本海東北自動車道を北へ約80km、秋田市の北に位置する潟上市の「道の駅てんのう(山王)」周辺の記事を掲載予定です。

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