台風19号が日本中に大災害をもたらしてから、後片付けや復旧工事もまだ始まったばかりの10月25日の前後、再び甚大な大水害をもたらした。
関東地方、信越、東北南部の太平洋側、度重なる大規模災害に、目を覆うばかりの惨事だった。
26日現在、死者は13都県で88人、行方不明者は8人。
読売新聞オンラインニュース記事より
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191026-OYT1T50145/
台風19号から2週間…宮城県丸森町で再び浸水
2019/10/26 14:00
大規模な土砂災害や浸水被害をもたらした台風19号の上陸から26日で2週間となった。死者は13都県で88人、行方不明者は8人となっている。
福島県では25日夜の大雨でいわき市で夏井川など3河川が氾濫したほか、南相馬市では農業用ダム「高の倉ダム」で緊急放流が行われた。宮城県丸森町では、阿武隈川支流・新川が増水し、町役場の南約1キロの住宅地などで再び浸水した。
雨がやんだ各地では26日午前、足元がぬかるむ中、ボランティアらによる住宅の片付け作業が再開した。
日本経済新聞記事より
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51456320W9A021C1CZ8000/
大雨追い打ち、遠のく再建 台風19号2週間
- 2019/10/26 20:25
大規模な土砂崩れや水害を引き起こし、13都県の87人が死亡、8人が行方不明となった台風19号の上陸から、26日で2週間が経過した。住宅の全半壊は3400棟を超え、浸水は7万棟近くに上る。25日の雨による新たな被害もあり、被災者の避難生活は長期化しそうだ。
内閣府によると、26日朝の時点で避難所で生活するのは6224人。徐々に減少する中で台風21号の影響で大雨が降り、25日午後から2千人以上が一気に増えた。
厚生労働省のまとめでは、断水は群馬県や東京都で25日までに解消し、5県の4966戸まで減ったが、25日の雨に伴い、千葉県で新たな断水が発生している。
総務省消防庁によると、住宅は全半壊が16都県3431棟、一部損壊は北海道から中国、四国地方までの27都道府県で4743棟。床上浸水は17都県3万3673棟、床下浸水は21都県3万4733棟に達した。
国土交通省によると、土砂災害は20都県で667件が確認され、堤防の決壊は7県の71河川140カ所で起きた。茨城県のJR水郡線や長野県の上田電鉄で橋が流失したり崩落したりして、運転再開の見込みが立っていない区間もある。〔共同〕
Gooニュース 2019/10/26 記事より
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASMBV578GMBVULBJ00S.html
千葉の大雨、台風と高気圧・低気圧のぶつかりあい原因か
千葉県に記録的な大雨をもたらしたのは、関東の東の海上を進んだ台風21号や千島列島付近にあった高気圧からの空気が、関東南岸を進んだ低気圧と房総半島付近でぶつかりあい、雨雲が次々と発生したことが原因とみられる。
気象庁によると、低気圧が25日、紀伊半島沖から関東南岸に進み、房総半島付近に南から暖かく湿った空気が持ち込まれた。台風21号からも、暖かく湿った空気が強い東風として流入。また、高気圧から吹き出した冷たい空気も北側から入ってきた。これらが複雑にぶつかりあって上昇気流が生じ、大気が不安定になる状態が続いた。
21号が北上し、低気圧も雨雲を伴って福島沖へと進んだため、福島県でも大雨となった。
台風と高気圧が南北に並び、湿った空気が東から強く流入して大雨になることは、日本のどこでも起きうる。ただ、今回は近くに低気圧が進んでいた。さらに、21号の進路の海水温が平年より1〜2度高く勢力が衰えにくかったため、湿った空気がより多く運ばれたという。
気象庁は大雨前日の24日、台風19号の上陸以降では最多の雨量になるとして、関東や東北で厳重な警戒が必要になると呼びかけた。ただ、予測した26日までの総雨量は200〜300ミリの栃木県が最多。千葉と茨城、福島の3県は100〜200ミリと想定していたが、実際は各地でこれを短時間で上回った。
今回のような雨雲の急増は予測が難しい面もあり、気象庁の担当者は「低気圧の北上が遅く、複数の気象要件が房総半島の上空でそろってしまった」と話した。(桑原紀彦、金山隆之介)
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台風19号再び関東地方を直撃;台風15号(2019-9月)を凌ぐ大水害
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