8月上旬、山形県南部や新潟県北部で豪雨災害が発生した。その後、青森県の津軽地方と秋田県北部でも同様の災害が発生した。さらに、北陸地方にも拡大した。
あの時から約一ヶ月以上が過ぎたが、未だに重要な交通インフラが復旧していない。
① 国道121号線「米沢と福島県会津若松を結ぶ大動脈」 米沢市田沢地区で通行止め
② JR東日本 米坂線(今泉と新潟県坂町間が運休中)
③ 県道長井飯豊線 飯豊町小白川地区で橋が流出し通行止め
豪雨災害発生から約2週間後、TVニュースで何度も目にした災害現場を、自分の目で見て来た。もっと早く行きたかったが、復旧工事の方々に余計な迷惑をかけたくなかったので、お盆過ぎになってしまった。
地元米沢は9月に入ってもまだ残暑が厳しい日々が続いている。きのうは、沖縄、九州方面で猛威を振るった台風が、日本海を足早に北東に進み、温帯低気圧に姿を変えた。
◆ 飯豊町の小白川に架かる鉄橋の崩落現場と、大巻橋が崩落した所は直線距離で約200m位しか離れていなかった。
下の写真は県道長井飯豊線(10号線)の手ノ子側から撮影した、大巻橋の崩落個所です。重機が橋の周辺の流出物の撤去作業をやっていました。被災直後、県知事や防災大臣が現地を訪れたニュースの映像が流れました。
軽自動車が一台流された所です。その後下流域の流出土砂の中から車は発見されたが、運転者の地元の80代の男性は、懸命な捜索にもかかわらず、発見されていない。
下の写真は、米坂線の鉄橋が無残にも破壊されていた現場です。手付かず状態で、復旧工事がいつ始まるのか心配です。
下の地図の×印の所が被災ヶ所です。右側の国道113号線沿いの青いピンで示した所が、道の駅飯豊めざみの里です。ここにも立ち寄りましたが、平日の午後にもかかわらず、沢山の車で溢れていました。駐車場の南側にこの春コンビニのローソンが開業したばかりでした。裏山の土砂がコンビニを襲ったとのことです。被災から約2週間たっていたので通常の営業が再開していました。
◆ 川西町のダリア園周辺も大変な被害状況でした。
下の写真はダリア園駐車場から撮影した鈴沼の堤防決壊現場です。沼のダリア園側の橋をも破壊し、大量の土砂が下流の住宅街まで押し寄せていました。
田んぼが大量の土砂で埋まっていました。
鈴沼の橋が崩落し、公立置賜病院川西診療所方面からダリア園へのアクセスが遮断され、大変な状況でした。ダリア園の丘の北側の道路から現場に行きましたが、地元以外の人には馴染みのない迂回路なので、浴々センターまどかに行くのには大変不便になったようです。
下の写真の赤い矢印が大量の水と土砂の流出方向を示しています。
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国道121号線、大峠道路は未だに復旧していません。米沢と会津を結ぶ大切な基幹道路です。次回以降のブログで報告します。
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