料理に凝っているわけでもないのに、
陶芸家のうつわを集めていたことがある。
人生の時間を経て、
いまもいちばん自分の心もちに合うと感じているのが、
この二つの猪口だ。
燗酒を飲まないので
もっぱら豆鉢として使用しているけれど、
色、かたち、サイズ、絵柄が見ていて心地よく、
てのひらに包み込んでいるだけで
ホッとする・・・
友人たちのコレクションを見ていると、
好きなうつわって、
その人の佇まいに似ている気がするから、
だとしたら、
この猪口はわたしそのもの?
どんな人間なんだ??
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すてきなコメントをありがとうございます。
うつわって、きっと、
創った方にも似ているのでしょうね。
この方の作品は、
どれもホッコリしていて大好きです。
大病を患い、
しばらく仕事をしておられないようですので、
もしマイタさんのコメントをご覧になったら、
きっと喜ばれることと思います。
口当たりが柔らかく、飲み手にやさしい形状と、
シンプルで繊細な絵。
使う人の身になってつくられたお品だと思います。
食卓でお酒を愉しむ人たちを静かに微笑みながら眺めてくれる器だと感じました。