みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary 

神戸市北区で相続、成年後見、生前整理のご相談をお受けし、トータルで支援している司法書士、行政書士の事務所です。

ショート講座を受講しました。~臓器提供と献体~

2019-05-27 10:00:00 | 生前整理・相続

こんにちは。

本日も、みやけ司法書士・FP事務所のブログにご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 

新大阪のある「NPO法人ここから100」で開催されたショート講座を受講しました。

今回のテーマは、「臓器提供と献体」

講師は、名古屋の生前整理認定講師の祖父江みゆき先生です。


今回のテーマ、なかなか重いものですが、とても大切なことです。

臓器提供は、お亡くなりになった方の身体の一部分を治療のために移植することです。

一方、献体は、医学生の勉強、医学の発展のために、自らのご遺体を提供することです。



臓器提供の意思表示の欄は、運転免許証や健康保険証の裏に設けてあるので、ご覧になった方も多いと思いますし、

ニュースで取り上げられることもあるので、こちらの方がイメージしやすいかもしれませんね。

運転免許証の裏面には、

1、私は、脳死後及び心臓が停止した死後のいずれでも、移植のために臓器を提供します。

2、私は、心臓が停止した死後に限り、移植のために臓器を提供します。

3、私は、臓器を提供しません。

1、2の場合、提供したくない臓器があれば、×を付ける欄もあります。



一方、献体の方は、受け入れをしている大学病院が少なくなっているので、今は希望してもできないことが多いそうです。

兵庫県で、今年度において献体の新規受付を実施しているところを検索しました。

神戸大学病院で、2019年4月8日~26日です。

すでに終了してしまっております。

兵庫医科大学では、2019年6月1日(土)AM 8:30より受付開始となっておりましたので、

ご検討されるかたは一度兵庫医科大学のHPをご覧になってはいかがでしょうか。

https://www.hyo-med.ac.jp/news/20190524-01.html



臓器提供、献体とも、本人が希望していたとしても、実際に提供する場面では、ご家族の同意が必要です。

献体は、申込の時点でも親族の同意が必要となります。

 

臓器提供、献体とも自分だけで決められる問題ではありません。

本人の意向、家族の考え、感情など複雑なものが絡み合う問題だなと思います。

今の気持ち、実際にその場になった時の気持ち…。

いずれにしても、自分で考えるだけでなく、家族とも真剣に話し合わないといけないなと思いました。

 

そして、ランチはいつもながら手作りランチ。

NPO法人ここから100の代表で、生前整理認定指導員の金山佳子先生とお母さまの力作です。

とてもおいしく、もちろん完食いたしました

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


生前整理講座情報

 ショート講座 ※この講座は1回で終了し、継続するものではありません。

 ●「今から始める生前整理 ~相続の現場から考える幸せなエンディングとは~」

●「後悔しない!エンディングノート作成講座」

 生前整理アドバイザー2級認定講座(一般社団法人生前整理普及協会認定講座)

 日程・申込方法など詳細は、みやけ司法書士・FP事務所のHPまで → http://www.miyake-hyogo.com/


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