知人がある人から聞いた言葉なのですが、
『世界には69億人以上の人がいて、顔も体もすべて異なっている。
そのため、自分にとっては「いい」と思ったことであっても、
人によっては「いいこと」であるとは限らない。
だから、たとえ自分が「いい」と思っても、必要以上に勧めるべきではない。』
当たり前といえば当たり前なのですが、
その言葉を聞いたとき、
ついつい忘れがちになっているのではないかと気づかされました。
例えば、今はやりのウォーキングやランニングでも、
人によっては苦痛どころか危険な場合もありますし、
適当な距離やスピードも、人によって異なります。
ただ、その助言がアドバイスとして適当な場合もあり、
多少の苦痛を伴なうものであっても、
結果的にその人が進歩するのであれば受け入れることも必要でしょう。
「無理強い」ととるか「好意的なアドバイス」ととるかは、
受け手の気持ち次第ということにもなりかねず、
そのさじ加減がむずかしいなぁと思います。
その人に関心を持っていれば、大体の様子も分かってくるでしょうから、
結局のところ、「対話」が大切なんだなぁと、つくづく感じました。
当事務所HPはこちら→ http://www.moth-ps.com/nareji/miyake/