みなさん

軽井沢のいわばど真ん中にある 離山って知ってますか?
だいぶ前になるけれど

活火山の浅間山の寄生火山(側火山(そくかざん)とも)で 標高は1256m
とかって ここで

お話はしたことがあった気がするけれど
うかつなボクは いつの頃からか知らないけれど

この離山を 「 テーブル・マウンテン 」
と 呼ぶ人がいるらしい
近頃は

インターネットに上がって 拡散すると

定説になってしまう傾向があるから
地元でうろうろしていようが

昔はなんだろうが あんまり重要じゃないだろうけれど
記憶では

「 テーブル・マウンテン 」っていうのは 軽井沢の南側に
山頂周辺がまっ平につらなる

「 荒船山 」(1422m) のニック・ネームだった気がする
離山は 避暑地になった当初

外国人が目にする 英語の地図に書きいれたのは

「 helmet hill 」(ヘルメット・ヒル)
だって

文久元年(1861年)の晩秋 「 和宮降嫁 」という歴史の一大行事の時に
「 離山 」では

婚礼に際して縁起が悪いと ちょうど お行列役人の被り物のような形からか

「 甲(兜=かぶと)山 」と 一時的にもせよ 名称を改めたという言い伝えもあって
軽井沢病院

の北東周辺を 甲山(かぶとやま) と呼んでいた時期もあったと聞いたことがあるよ

戦争をテーマにした映画を見ると 兵士のかぶっているヘルメットはちょうど 離山の形をしているでしょ?
ま、21世紀は 「 テーブル・マウンテン 」でもなんでも

愛され親しまれるニック・ネームならいいけれど
そんな

エピソードから明治、大正、昭和の初期には 「 ヘルメット・ヒル 」とも呼ばれていたと
そーゆー お話で~~~ す