屋久島空港に到着。
この後レンタカーを借りるんですが、事前に到着便を知らせているので
レンタカー業者の人が私（わたくし）の名前を書いたボードを持って待っていてくれました。
レンタカーを借りる手続きを終えたのが12時前くらい。
この日の予定としては翌日の縄文杉登山の準備。
と言っても、弁当の予約と登山バス乗り場の下見くらい。
レンタカーの手続きをしてくれた人に島を一周する事を提案して頂いたので、そうする事にした。
とりあえず、滝があったので行ってみました。
なかなか壮大な眺めでした。千尋滝。
屋久島の山で道に迷った時、沢に下りると下山はほぼ不可能であると
どこかに書いてあるのを読みましたが、この滝を見ただけでそれがわかりました。
次に寄ったのが、大川の滝。日本の滝100選に選ばれている滝です
大川の滝の前に立つじゃっく。
スケールがわかるように人が写り込んだ写真を撮るようにしていますが、
人が少ないのでセルフで自ら写り込みました。
ピーチで鹿児島まで行き、鹿児島でJACに乗り換え屋久島へ。
JALだと屋久島への直通便があるようですが。
JACって、そんな航空会社あるの？って思って調べたら、
ターボプロップ機を運航しているJALグループの航空会社なんだそうな。
ターボプロップ機というのはジェットではなくプロペラ機です。
ターボプロップに乗るのはおそらく18年振りくらいになるかな。
座席指定はしていなかったけど、窓側の席に座れました。
眼下に開聞岳。リアル・グーグルアース。
桜島上空も通過したんですが、見えたのは残念ながら反対側の席でした。
もうちょいで屋久島に到着です。
屋久島には空路で行く事にしたんですが、大手航空会社だと直行便が出ているようですが高価です。
私（わたくし）はLCC（格安航空会社）を利用してリーズナブルに行く事にしたんですが、
LCCだと鹿児島空港で乗り換えがあります。
それはいいとして、私（わたくし）飛行機には滅多に乗らないので前回北海道に行った時から3年振り。
そして、LCCを利用するのは今回が初めてとなります。
関西空港からなんですが、まず電車で関西空港に到着。
搭乗手続きをしようとしたんですが、JALやANAのカウンターしか見当たらない。ピーチが、無い。
歩きながらキョロキョロしてると、矢印付きの小さい表示が見つかった。
第２ターミナルというところのようだ。今いるのが第１ターミナル。
隣のビルなのかと思って矢印の指す方に進んで行ったけど、それっぽいものは見当たらない。
あれ？どこにあるんだ・・・と思ってさまよってたら、
第２ターミナルは別の場所にあるらしく、シャトルバスが出ている様子。
案内図があって、所要時間7分と書いてあった。
その時は徒歩で7分だと思ったが、シャトルバスに乗り込んでそれが間違いであることがわかった。
第2ターミナルは本当にずっと離れた場所で、バスで7分かかるほど離れた所だったのだ。
あやうく搭乗手続きが間に合わないところでした。
座席は予約時に窓側を確保。エンジンの横。
そう、鹿児島～屋久島はJACの飛行機だったんですが、帰りの便の搭乗手続きで
座席を非常口の横でいいか聞かれて、別に構わないと言ったら
その席は非常事態が発生して脱出する場合に乗務員に協力する事になっているらしい。
なのでチケットと一緒に協力すべき事が書いてある紙を渡されました。
なるほど皆を逃がさないといけないとなるとこれは責任重大だ。
まず紙を読み、座席に備えてある非常時についての説明を見ながら
非常口の開き方を確認し、海上と陸上での脱出方法の違いなどを確認。
勉強になりました。
鹿児島の次は、宮崎にやってきました。
今回の旅のメイン、宮崎県。
「サンメッセ日南」にやってきました。
なんとココにはモアイ像があり、しかもそれが完全復刻のモアイ像なのです。
世界でどこに行ってみたいかと問われた時、イースター島と答えていたじゃっくは
このような施設があると知り宮崎にやってきたのです。ホントは違いますが。
この日はあいにくの雨でした。
簡単に説明しますと、ココは牧場だったらしいが無くなって
村おこしなどの目的によってサンメッセ日南が設立されたという。
で、なんでモアイが？というと、
かなり以前テレビ番組で、イースター島で倒壊したモアイ像の事を放映した事がキッカケで
日本のメーカーや研究所や職人が委員会を結成、３年かけて１５体を完全修復したそうです。
それでイースター島の長老会が日本でのモアイ復刻を許可してくれて、
なんで日南なのかというと、色々なつながりや場所がいいという事でそうなったらしい。
イースター島の石は持ち出し禁止のため、福島県の石が使われたんですと。
いやー、やはり違いますね。大きい。
感動しているじゃっくですが、宮崎に来た本当の目的それは・・・。
宮崎は私（わたくし）にとって４７番目なのですよ。
そう、宮崎に来たことで４７都道府県を制覇いたしました。制覇はオオゲサですが。
前にも書きましたがコレもう１年前になるんですがね。
ビジネスマンなら全国各地に行く人も多いでしょうが、
私（わたくし）のような一般庶民ではなかなか全国を巡れなかったりするのです。
思えば４７都道府県すべて制覇しようと思ったのは、たぶん９年前に東北を周遊してからでしょう。
それから一番行きづらいと思っていた沖縄を友人に誘われて、会社休んで行ったり。
一番印象深かったのは何県か、またの機会にしましょう。
桜島から桜島フェリーで鹿児島市内に移動します。
桜島フェリーは２４時間運航です。
船内には立ち食いそば屋があります。
鹿児島市内、まずは西郷どん。
街が南国っぽい。
高いヤシの木みたいなんが市街地に生えてるなんて。
ヤシの木みたいなんの下には昔の人の銅像が。
アングル次第ではこんなに「みすまっち」。
とうとう鹿児島にやってきました。
20年振りくらいでしょうか。
まあ、その時はお仕事の都合でどこにも行ってないんですが。
マクドナルドと飲み屋しか行ってない。
だから、やってきたのです。
溶岩道路を走っています。
さてどこに行くのでしょう。
所々に避難壕があるじゃ、ないですか。
このような危険な場所にやってくるとは。
そう、ここは桜島なのです。桜島にやってきました。
私（わたくし）じつは、桜島に上陸できるとは知らなかったのです。
何にも調べてない。
地図とガイドブックを見ながら「ココに行って、その後あそこに行って・・・」とか
トラベルの計画を立てないのが私（わたくし）の「旅」なのです。
桜島に来たのも、九州に来てからの思いつきなワケで。
鹿児島のどこに行こうかと九州に向かいながらも未定だったのです。
駐車してある車が灰だらけじゃ、ありませんか。
長い間駐車してあるのではなく、ちょっと見物するために駐車して
１時間ほどして戻ったら、もうこんな状態です。
こんなに噴煙があがっているとは。
噴煙があがっている山を見ることは、ほぼ無いので
私（わたくし）にとってはとても珍しい光景です。非日常的です。
長崎から鹿児島に向かう予定でしたが、
途中、熊本を通過するので熊本城に寄っていきましょう。
やはり、欲が出てしまうじゃっく。
こうなったら九州一周しようじゃ、ありませんかと
この時に思いました。
日暮れも近いので熊本市内で泊まろうかと思ったんですが、宿が確保できず。
道路がやたら混雑していると思ったら、花見シーズン真っ盛りじゃないですか。
熊本は見どころ満載、阿蘇山とか草千里とかも行きたかったんですが
ここはやはり行った事がなく是非とも一度行ってみたかった
熊本城にスポットを当てました。
時間が限られているので。
この日は人吉というところで宿が確保できたので、
そこから鹿児島に向かう事にしましょう。
軍艦島から帰ってきて、天気がすごくいいので
せっかくなので平和公園に平和記念像を見に行くことにしました。
ここも、20数年前に修学旅行で来て以来、
またいつか訪れようと思っていたところです。
非核３原則は、核兵器を「持たず・つくらず、持ち込ませず」でしたね。
人類の平和を願うばかりです。
チリンチリンアイス売ってました。
150円でしたけど、以前は100円だったのが値上げしたんだとか。
まあそれでも安いと思います。
チリンチリンというのは、屋台で流し売りしている時に
チリンチリンと鐘を鳴らしていたことからチリンチリンアイスと
呼ばれるようになったんだそうです。
快晴の下、島の情景を思う存分堪能致しました。
説明を聞くと、人が住んでいた当時の色々な事がわかります。
あの、高台の建物がどのような施設だった・・・とかね。
さて船に戻り、軍艦島を離れる前に島の周りを一周してくれます。
ゆっくり一周した後に、帰路に就きます。
この軍艦島クルーズ、私（わたくし）の旅の予定には無かった事ですが
来れて本当に、良かった。
船内でお土産を売っていたので、キーホルダーを購入しました。
軍艦島に、やってきました。
立ち入り区域が限られていますが、
それでも思っていたよりは見物できたように思います。
下船し、入り口で見学施設利用券を渡して上陸します。
何でわざわざ券が要るのかな？券を持たずに上陸する事が可能なのか。
答えは、「イエス」だ。
クルーズ参加者ではない人が、釣りをしていたからね。
グループごとに分かれて、各施設の説明を聞きます。
私（わたくし）は目の前の光景に見とれて説明そっちのけ状態でした。
小さい離れ小島だったこの島が、かつては時代の最先端だったらしい。
家電製品は最新のものが普及していたり、映画も本州より早く封切られていたとか。
当時の写真集なんかがあれば、是非とも見てみたい。
