ボヤキまSHOW

I talk to the window ~窓に語りて~

日本一をふたつ。

2011-05-10 20:29:06 | 旅 【北陸地方】


日本三名園のひとつ、金沢の兼六園。

広さ約3万坪の日本庭園。

門は7つあるそうですが、私(わたくし)は
金沢城公園の石川門に近い桂坂口から入ります。



まずは兼六園を代表する景観、ことじ灯籠。

兼六園イコールことじ灯籠というイメージで、
誰もがその前で記念撮影するポイントです。



昔、24時間無料開放だった頃、夜中に何者かが
ことじ灯籠を壊してしまったらしい。

不届き者めが。

現在のものは、その後新しく造られたもので、当時の物は
別のところに保管されているという。

案内板には、ことじ灯籠とその手前にかかる虹橋(琴橋)が
紹介されていますが、橋の方は無視されてる感があります。



私(わたくし)が初めてここを訪れたのは、22年ほど前になります。

その頃の事をはっきり覚えてるわけではないですが、
当時と比べてずいぶんと変わりました。

昔に比べて今は随分と広くなったように感じます。

園の広さは変わらないでしょうけど、通路などが
かなり広くなったように感じます。



個人的には昔の方が庭園っぽい感じで、
今はどちらかというと公園っぽい感じがします。

園内の整備はかなり素晴らしく行き届いています。



霞ヶ池の前の広場には、唐崎松という兼六園で最も
枝ぶりが見事な松(写真奥の大きな松です)や、
池の対岸の内橋亭を撮影する人が集まっています。



霞ヶ池と内橋亭。手前の松が唐崎松。

この兼六園にある噴水は、日本に現存する噴水で
最も古いとされてるそうです。

結構噴き上がっていますが、なんとポンプなどの動力は
一切使われていないということです。



高い位置にある霞ヶ池から石管で水を流すことによって
噴きあがっているようです。

つまり、水が高い所から低い所に流れる
ことによって生じる水圧を利用してるんですね。

なので、霞ヶ池の水位の変化によって
噴水の高さが変わるんだとか。


(兼六園菊桜)

桜の時期は終わってしまったと思っていたら、
兼六園菊桜が開花中でした。

日本で花弁数が最も多い桜で、一つの桜に
多いもので300~350枚。

落花の時には花柄ごと落ちる。
散るんじゃないんですね。

そして、おそらく私(わたくし)は初めて見る品種、
塩釜桜というのも開花していました。


(塩釜桜)

兼六園は四季それぞれ違った趣があります。

これまで何度か来ていますが、秋や冬には
まだ来た事がないので、今度また機会をつくって
是非とも紅葉の時期に訪れてみたいものです。


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