もう弥生の終わりのことですが、福井に行きました。
福井県と言えば私(わたくし)は敦賀や小浜には
ちょくちょく行った事があるので
あんまり都会っぽくないイメージしかなかったですけど、
初めて福井駅周辺に行ってみると、
駅がキレイでデカい、路面電車が走ってる、
百貨店なんかもあって
なかなかの都会じゃあないですか。
それで、ちょっと周辺を散策してみると
福井独特の物があったのでご紹介しましょう。
まず、福井名物という「ソースカツ丼」。
ソースカツ丼は福井だけでなく、全国には他にも
名物にしているところがありますね。
駒ヶ根とか。
福井のソースカツ丼といえば、
敦賀のヨーロッパ軒なんか有名です。
どうやら福井のソースカツ丼の特徴は
ソースのついたカツのみが乗っている
というものみたいですね。
ちなみに一般的な卵を使ったカツ丼は
「上カツ丼」というそうです。
土産物屋さんに陳列してあった「うそば」。
パッと見、「嘘のそば」みたいな。
「そばみたいだけどそばじゃない」みたいに
思ったりしましたけど、
うどんとそばを一体化した麺なんですと。
「表はうどん、裏はそば」ですって。
各都道府県の独特の文化などを紹介する
ケンミンショーという番組でも紹介されたんだとか。
さて、勝手に作ってるんでしょうか?
「オバマまんじゅう I OBAMA」。
肖像権の関係か、なぜか後ろ向き。
だがしかし、それがいい(笑)。
お土産人気ナンバーワンと表示されてました。
職場へのお土産なんかにはネタになっていいでしょうね。
そして気になったのが、この水ようかん。
「冬季限定 今に時期しか味わえない」ものが
「入荷しました!」と書かれていれば
やはりちょっとだけですが気になります。
この水ようかんは人気のあるものなのか、と。
だがしかしそういう事とは別に、福井では
冬のお菓子と言えば水ようかんなんだそうな。
味は黒砂糖の風味らしい。
水ようかんと言えば、他の地方では
容器はカップに入ってたり缶詰になってたり、
上等なものになると竹の筒に入ってたりすますけど、
福井の水ようかんは、なんと
A4サイズの平箱に入ってるという。
その他の違いとして、一般的な水ようかんには
水あめなど「つなぎ」が入っていたり
日持ちさせるための添加物が入ってたりすることが多いけど、
福井のものは小豆と黒糖と寒天だけで
添加物等が使われてないから日持ちしないとのこと。
だから冬に作って食べられるという説がありました。
だがしかし、なぜ冬に食べるのかと聞くと、
「わからないけど昔からそうだったから」
みたいな回答が多いようです。
あと、丁稚ようかんがルーツだという話もあります。
大正時代あたり、丁稚奉公してた人が正月に帰省する時に
主人にようかんをお土産に持たされて、
甘いものが貴重だった頃だからそのようかんを
水でのばして腹いっぱい食べたとか。
福井の水ようかんは店によって独自の味が
あるそうですが、写真の「まる江」のマークのものが
スーパーなどで手広く売られていてポピュラーなようです。
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