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デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト演奏会 バルトーク ベートーヴェン交響曲第5番

2023-04-12 20:34:57 | 音楽夜話(クラシック)
4・10


03:41-05:00 20.41-22.00 BartokRadio


バルトーク: 2つの映像 Sz.46(1910)
同: ピアノ協奏曲第3番 Sz.119(1945)


(アンコール)同: 15のハンガリー農民の歌 Sz.71から


ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 op.67
デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)
アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト
2022年4月7日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


1曲目はフランス音楽的なところも聞こえる、バルトーク29歳ころの作品。
ちょっと重量感があり、18分ほどのものだけれどある意味おなか一杯になる。
バルトークのピアノ協奏曲もあまり聴いたことはなかった。コンクールなどでは
割と弾かれているようだけれど、スルーしてきたと思う。
妻に送られた1曲とかで、晩年、体調の悪さを押して作曲され、最後は第三者が
書き上げており、割と落ち着いた大人の音楽の感じがある曲に思う。3楽章の
大団円は集中して突き進む感があり、会場も沸いた。名曲かも。


後半はベートーヴェン。バルトークとのプログラム建てはどのような
構想によるものか。


5番はオーソドックスな演奏に思えた。でも、緊張感高揚感は十分で、ベートーヴェンの
意図しているものは伝わってきていたのではないかと思う。
モダンオーケストラの目指すものは何か。伝統的なものと新しいものとを
バランスよく取り入れ今のべートーヴェンを打ち立てることになるのかも。



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