専門職大学院だけど,理論と実践の融合が重要でしょ.特に,社会人の学生さんの方々は実践に役立てたい目的で入学されているでしょ.
でも,修了の課題である論文を自らのテーマで手がけてしまった後,さらにアカデミックな論文を継続して書かれる方々がいらっしゃるの.要は,実践の重要性は経験を通じて認識されていたけど,ここでの厄介な問題を解くのに理論の重要性を知って,それでアカデミックの追求に興味を持って,専門職修士を取った後も自らのテーマを掘り下げて追求する意欲が高まる,そんなことみたいなの.
専門職の高度化って,正直,こういった動きが有効かなーと.実践から理論に,そして理論を実践に,というサイクルをしっかり継続できる人材育成って,何しろ重要.
その一方で,実践や理論に関する意識や関心があまりない方々に対する人材育成をどうするのか? 要は,若い方々の学部教育だけど,こっちも大切で・・・.専門職大学院との連携,そんなことも有効かと.
頑張りましょう.