海外の大学や大学院での状況だけど、やはり勢いを感じる、そんなこと。ビジネス・アナリティクスのことで、まあ、経営統計っていう言い方もできなくはないけど。
4年生の指導が終わり、とりあえず、この2年近くのゼミに関する反省も湧き上がってきている感じで・・・。
今回のゼミでは財務分析を徹底した、そんなこと。全員が会計と情報のコースの学生さんだったので、財務を読むことを嫌う、という傾向にはなかったのだけど、どう深みを与えるのか、ということを工夫して・・・。それと、統計を使う、ということも。
もちろん、就活がウマくいくように、ということも。
総じて言えば、熱心、ということでなく、どこか力を抜いた感じで、卒業してからが本格的にご自分たちでどうにかやっていって欲しい、という願いだけで・・・。
専門の大切さと、実践での工夫については、やはり学部のゼミで教えることって難しいので、何しろ基本と機会を得るところまでしか関われない、ということかと。だけど、間違ってココイラを身につけてしまうと、後への影響って大きくて・・・。
学問の基本を組み立て続けて倒れないようにする、ということって大切でしょうよ。
統計学だけど、世の中の状況から考えると、とても大切な基盤で、この学問の基本をしっかり・・・。
そう言えば、常に研究のアイデアを尋ねて、それを使わせてもらう、というやり方に徹していた先生がおられて、学生の指導でも何をやらせたら良いのか、どの本が良いのか、ということばかり聞いてきて・・・。
しばらくすると、ゼミに出て欲しい、というご依頼で、結局、こちらのアイデアを吸い取る、という具合だったかと。
ただ、こういう中で育った学生さんも同じようになってしまう、というのってやはり避ける必要があるでしょうよ。
昔の話だけど、急に思い出して・・・。
能力の上達が難しい、ということを実感する、そんな年齢、という状態。で、どうするか、そんなことをアレコレと・・・。
とりあえず、価値の転換、というのも大切でしょうよ。今までの価値を捨てるのでなく、もっと包括的に・・・。
専門の創造性を鍛える、ということでもあって、より包括的に構成も整えて・・・。
そう言えば、理論構成を続ける、ということの実現に必要な実践との絡みをどう扱うのか、ということが気になって・・・。
理論の書かれてい本を読み続けて、とりあえず、お勉強する、というのとは違う、そんなことで、実践への接近が似非だと何もできずにいるだけになって・・・。
ココイラは、冷静に考えて、真摯に実践から学ぶ、という姿勢を貫いて・・・。
奥深い、という分野で、何しろ、知の形成による創造が根底にある、という経営技法かと。強さのある企業さまは、しっかり継続させながら、頑健な組織の展開も意識されている感じで・・・。
結局、ダメみたいで、まったく使えない、ということに。堅牢を強調したスマホなんだけど、まあ、無理だった、ということみたいで。
MBAで教える方々を育成する、ということって必須、そんなことかと。もちろん、学外で企業さまの社員の方々にも教える、ということも同時にこなす、そんなことも求められて・・・。
ビジネスの活性には、ビジネス教育って大切で、その教育を担う人財育成って凄く重要で・・・。