M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

三陸、女川、石巻ツーリングD1

2016-10-10 19:15:52 | Motorcycle/Touring

【20161009】

自宅~R294~岩沼IC~三陸自動車道無料区間~三滝堂IC@920~R398~南三陸さんさん商店街~神割崎キャンプ場~神割崎~石ノ森萬画館0225-96-5055~(食材>ヨークベニマル 湊鹿妻店0225-22-7813)~サン・ファン・ヴィレッジ0225-25-1288
511km

会社都合の4連休初日は先週故障して修理に出していたバイクを引き取りに朝からSW成田へ。
ウチから一番近い電車での行き方はアクセス特急で成田第2ターミナル駅へ行き、そこから京成本線で折り返して京成成田、成田イオン行きのバス利用というものだが乗り継ぎや待ち合わせ等の調整時間を含めるとほぼ2時間、いい加減うんざり。

シフトリンケージはエンジン側とチェンジペダル側の2つの部品から構成、今回はナックルジョイントのシャフトが折れたエンジン側だけを交換@2300、工賃@900(いずれも税別)。この位工賃は只にしろと言いたいがまあ仕方がない。

LCの時の様にパーツだけ取って自分で交換すれば良かった。因みにシフトペダル側はペダルもセットになっていて約5000円だそうだ。摩耗によるものなのかジョイント部に若干ガタがあるとの指摘受けたが交換しなかった。

2日目は嵐の様な天気で終日沈没。3日目、4日目で一泊キャンプ、神割崎キャンプ場を予定していたが、何となく気が乗らず、気温も大分低めの感じで寒さ慣れしていないとちょっと体にこたえそう。その上台風の余波か風が強い。

2日目の夜までそれでも神割崎でキャンプのつもりだったが、夜になってからネットで安い宿を探して予約した。ついでにR349であぶくま周りで予定していたが、急遽R294~R4ルートに変更したのは気分の問題

3、4日目一泊二日のツーリングは0420出発、前日までウダウダと寝貯めしたいたから眠くないというのは嘘になるが久し振りに出掛けるから血が騒ぐw 

雲が低く垂れさがる中を空いているR294で北上、真岡の「道の駅にのみや」までは何とかポツポツ程度で済んだが、にのみやでトイレ休憩の後、走り出して直ぐに大粒の水滴がウィンドシールドに当り始め、あっという間に本降りになった。

仕方なくR408の工業団地でバイクを止めて合羽を着用。気温が低いから左程蒸し暑くないと言うかむしろ防寒にもなるのが救い。それでもやっぱり着ないで済めばそれに越した事は無いのだが。

宇都宮の先がR4に合流、雨でもあるし止まりたくも無いのでずっとR4を北上、ただ雨のせいか車が少なくて流れは良い、多分先月の交通安全旬間中に大分稼いだろうし、雨だから取り締まりは少なかろうとは勝手な想像。

R4とR6が丁度合流したところにある岩沼の出光は下道ルートの何時ものナビポイント。ここで給油して休憩、家から333km。レシートの刻印では1012だから途中休憩を含め約6時間は雨を考慮すればまあまあのペース。
この頃には概ね雨は上がったがまだ部分的には降っているようだし、寒いし、合羽を脱ぐのも面倒なので着たままで走る。

そろそろ下道も飽きたし、疲れてきたので岩沼ICから仙台東部道路に上がった。そのまま三陸自動車道へ、鳴瀬奥松島本線料金所を通過して後は無料区間、せっかくだから終点の三滝堂ICまで走ってみた。

R398で「南三陸さんさん商店街」到着は12時前後。思っていた以上に人出が多く、観光バスも来ていたがそれはそれで復興の支援になれば結構な事。

    

  

その後は神割崎キャンプ場へ向かうがナビの指示した道が無い。このナビは2013年に購入したがデータが古いのか或いは復興道路のデータが揃っていなかったというか何処を通すか詳細が決まっていなかったのかもしれない。

若干迷いつつも神割崎キャンプ場到着、受付で了解を貰い徒歩で場内を一周、もしも泊まるなら東屋の左右か、ただ芝が薄くて土が出ているのと炊事場は近いがトイレがやや離れているのが気になった。

    

   

キャンプ場から250m程のところが神割崎。減量して身体が軽くなったせいか歩いても息切れしなかった。ここで合羽を脱いだ。

  

神割崎からR398で女川を経由して石巻へ向かう。三陸辺りは311前に何度もツーリングしていて民宿に泊まった事もあったのだが、だからというか、だからこそ、311以降、この方面へのツーリングを無意識に避けていた部分もあった。

今回走ってみてやはり景観が様変わり、「更地」という言葉が頭に浮かんだが、ただの更地では無くて、物も生命も全てのものが津波でさらわれてしまったという感じ。物理的には再建が進んでいるのは見ての通りだが、そこに生命の息吹は未だ感じられないというのが正直な感想。

時刻は13時半過ぎ、時間調整も兼ねて再開している「石ノ森萬画館」へ。サイボーグ009は少年キングでの連載が始まった時から見ているし「漫画家入門」なんていう本も持ってしこしこと漫画を描いてもいた。ただ美術部の顧問の教師からは美大を目指すなら漫画を描くのはやめろと言われていた。
「ガロ」や「コム」(手塚に頼まれて石ノ森はジュン等をコムに描いていた。)も毎月購入していたからある程度は知っているが、正直仮面ライダーは良くわからない。そう言えば山上たつひこがコムに投稿していた頃とは作風が全く変わってしまったのを思い出した。

 

ヨークベニマルで夕飯の食材を買うつもりだったが、今日は何となくセブンイレブンで揃えてしまったので寄らなかった。

今夜の宿、「サン・ファン・ヴィレッジ」到着は1420。早着なのは分かっていたが、朝が早かったし下道メインで500km走ったので早目に宿で休みたかった。

受付に行くと原則1500からチェックインだが清掃の済んでいる部屋を探して、少し早いチェックインをOKしてくれた。朝食付きで5700円(税込)。建物はこんな感じ。

   

カードキーを貰い、部屋に入り、荷物を置いてから今日は雨の中を走ったので、チェーンの清掃と給油。その後場内を一周してから部屋に戻り、シャワーを浴びてから一眠り。テレネ660さんとは翌朝少し話をした。

20周年記念のフェスティバル開催中。残念ながら船及び桟橋は閉鎖されていて入場できない。

    

 

セブンで購入した夕飯はモツ煮とシチュー、モツ煮がお気に入り。1930にはまた眠くなりそのまま寝てしまい夜中に目が覚めた。

  

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