購入当初は記事にするが、その後どうなったか、検索ワードや閲覧の多いものをメインにピックアップし、
ある程度長期間使ってみた感想を纏めてみた。
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2013年11月に20mmバック/25mmアップを装着してから9千キロほど走行。
着座位置をシート後ろに移動することでシートの広い部分に座り、尻の痛み(含む会陰部)改善、腕(肘)周りの余裕、それに膝の曲がりの軽減を図るのが目的。
スペーサー(ライザー)は種々発売されてはいるが、DLのワイヤーケーブル類やブレーキホースは余り余裕が無く、ハンドル位置を大きく動かすとそれらに支障をきたし、ハンドリングに不具合を生じることからケーブルやホースの延長、交換をしないならここまでが限界と判断。実際、装着後SBSで見せたら、ここまでは良いがこれ以上は無理と言われた。
効果は・・・後方に座ることで膝の曲がりは若干ゆるくなり長時間でも脚がだるくなるのは少し軽減、腕も余裕が出来てUターンなどは楽になったが、肝心の尻の痛みについては殆ど変わらず、これ以上の改善を図るならシートそのものに手を加える必要があるかもしれない。
私と前後してDL650を買った同じ店の常連さん(185cm/100kg越え、年齢も近い)はやはり尻が痛いと言っているが、国内では余り尻の痛みの話を聞かない。米国オーナーサイトではかなりのユーザーが尻の痛みを訴えているのに不思議なことだ。
最近になって、或いはひょっとすると大臀部の筋肉の締りが悪いと尻が痛くなるのかなどとも考えている。
そんな訳でこのライザー装着による当初の目論みは残念ながら不成就と判断。負け惜しみではないが、副次的にはライザーを装着することでハンドル回りがややゴチャゴチャが減り、空間が出来てややスッきりした感はあるし、改善はされないまでもマイナス要素も無いのでこもまま装着しておくことにした。
口コミではメッキが薄く錆び易いとの評価もあったが今の所錆やメッキ剥がれ等は見当たらない。