ずっと第2次補正予算の動向を注視していたんですが、
『…今月20日に始まった無料化は、被災者以外の一般利用者では中型車以上が対象。国交省は東北への観光客誘致を促進しようと、8月をめどに全車種への対象拡大を検討していたが、財源確保が困難で2011年度第2次補正予算への計上を断念し、第3次補正予算に先送りすることになった』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000560-san-b...
ということで、第3次補正予算は8月提出、9月の成立を目指す様なので、この夏に無料化で陸路を東北或いは北海道に向かおうと目論んでいたライダーにとっては残念な結果になった。
後は10月以降、秋の観光シーズンに間に合うかだが果たしてそれまで東北の観光産業等は耐えられるのだろうか?
輪番制、ピークシフト、長期夏季休暇や平日休暇を採用する企業が結構あり、そういう人たちを東北に誘致するには美味しい撒餌だったと思うんだが…
何故、政府も0、1で考えるのか?もう少しフレキシブルな考えは出来ないのか?
軽自動車等(この言い方も好きでは無いが)で水戸ICから青森東ICまで10,500円、
例えば、この対象区間内のICから入り、200kmまでは1,000円、400kmまでは
2,000円、400km以上は3,000円としても、約70%オフで青森まで行ける。
財源がどれだけ不足しているかすら明白では無いが、軽自動車等に限らず全ての
被災者証明を持たない自動車にこの一律料金を適用しても何割かは回収出来る筈で
そういう計算をしたかどうかも知りたいところだ。
もう一つの疑問は高速道路の料金体系そのもので、本当に上記の10,500円が
妥当なのかすら、検証されているのか怪しいものである。
とは言え、仮に第3次補正予算で無料化になったとしても、その財源確保の為、
結局のところ国民の負担増加は必至で、そう単純に手放しでは喜べないと
いうのも否めない事実ではあるけどねぇ~
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