最後になるがやはりこの温泉は外せない。
初めてその野天風呂を知ったのは佐渡ツーリングで泊まった宿にあった雑誌だった。
その頃は第一次温泉ブームであちこちの雑誌で特集が組まれていた。
佐渡ツーリングからの帰りに寄ってみようという事になり、友人と二人で湯野上温泉を
訪れたのはGWの中盤だった。
既に別記したと思うが、その時に不思議な体験をした。計画では温泉の傍でキャンプする
つもりで腹ごしらえに近くの食堂(あたりや食堂)に寄ったら、そこの店主のおばさんに
この時期は未だ寒すぎるので此処に泊って行けと言われ、それではと食事の後に
温泉だけ浸かりに行き戻って、二階の部屋に上がったら二間ある部屋の一つは
真ん中に一間四方程の風呂があった。
その周囲は普通の畳敷きでそこが普段はおばさんと娘さんの寝室になっているとの
こと(主人は出稼ぎで不在)、その風呂にも入れと薦められたが、湯から上がる時に
畳を濡らさないようにする方法が分からず丁重にお断りした次第。
どうやって二階に湯を引いて風呂を作ったか、どうやって風呂に入っているのか…
その食堂も既に無く謎のままである。
開放的で気持が良い野天風呂が気に入って、それから年に2-3回訪れるようになった。
その頃はこの野天風呂も左程混んでもおらず、地元の人と近くの民宿などの宿泊客が
半々位で若い女性客が入浴していることもままあった。
またある時は背中に立派な刺青をした姉御が入浴していて、あたりを気にする風も無く、
一糸纏わぬ姿で浴槽とその横を流れる川での水浴びを繰り返していた事もあった。
続く・・・
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