今年、2015年は宿泊数も増え経験値も上がり自炊湯治(混浴)温泉ツーリング元年、かもしれない。
キャンプツーリングが年を追うごとに体力、気力的に厳しくなつつあり、そのカウンターメジャーとして好むと好まざるとに係わらずこれがツーリングの一つのスタイルとして今年定着した感がある。
とまあ、一応もっともらしく自炊温泉宿の位置づけなどほざいてみるが・・・四の五の言ったところで結局はくやしいがいずれは自覚せざるを得ない『老い』って事なのだが・・・
1.料金が安く一人でも泊まり易く、直前でも予約が取り易いという意味を含む。
2.相対的にビジホに比べて広い部屋、無料駐輪(車)場が完備、セキュリティー面で安心感がある。
3.日帰り入浴の慌しさが無く、落ち着いてゆっくりと温泉を堪能出来る。また外湯や朝市も探訪できる。
4.湯治宿は老朽化、後継者不足等で廃業が増えているので今の内にそれらの宿を味わいたい。失ってしまったものは取り戻せないがせめて現存するうちに少しでも記憶に留めたい。
5.キャンプ料理の楽しさを残しつつ、お仕着せの旅館料理を回避出来る。
6.キャンプに比べ荷物の軽減化が可能、設営、撤収の面倒さが無い、体調不良になっても助けを呼びやすい、悪天候でも取り敢えず温泉付きの寝場所が確保できる。洗濯機などの無償貸与もある。
他にもあるかもしれないがざっと思いつくのはこんなところ。一番のデメリットは予約キャンセルが不可避、勿論キャンセル料を払えば可だが、それは普通の宿でも同じ事。
それら自炊湯治宿の中で、今シーズンの〆に選んだのは、レトロ感満載の『瀬見温泉喜至楼』再訪と日帰り入浴で独特の温泉が印象に残った『横向温泉瀧川屋旅館』の二つ。
今週明けの5日月曜日に仕事場から喜至楼はネット予約、瀧川屋旅館は電話予約を入れ両方共すんなりと自炊部屋が取れたので、明10月9日からの会社都合の4連休の内、うち3日間を使いツーリングとした。
残念な事に熱低には変わったが、変態台風23号の影響で後半やや不順ではあるが出発時点で合羽を着ないで済めば後はなんとかなる。
自炊道具はキャンプ用から焚火関係を除いたフル装備、下手に荷物を減らそうとするとあれが足りないとかこれを持ってくればよかったなどという心配や悔やみがでたり、選択に時間取られたりするのも回避。今週も月曜日から実家に泊まっていて準備が出来なかったから今日はFlexで家に早めに帰っていまパッキングが一段落したところ。
もう東北は基本冬装備だから着るものは余り迷いが無いし、炊事道具は前述の通り。喜至楼はGWに泊まっているし、瀧川屋旅館の風呂も経験済みだから凡その見当はついている。先週土曜日に道の駅川俣までは走ってきているからルート状況や所用時間等も最新情報にアップデートされている。
という事で明日から出掛けてきますのだ!
注:旅館の看板通り、旅館名の記述は瀧川屋を使用している。
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