人日の節句、五節句の一つ。
前出のとおり“七草粥”を食べる1月7日。別名「七草の節句」と呼ばれる日。
なぜ「人日(じんじつ)」という名前がついたのか、の答え合わせです。
古来の中国、東方朔の占書には。
「正月一日から八日まで順次“動物”を占い、
その7番目(7日目)は人を占う日であった。」とあり。
よって1月7日は人の日すなわち人日。
さて残り7種類の動物は何か?というのがクイズの問題でした。
正解は。
1月1日は鶏、
2日に狗、
3日に羊、
4日に猪、
5日に牛、
6日に馬、
7日が人で、
8日には穀を占ったようです。
(ちなみに2日目の“狗”は「犬」のこと。)
私と娘M嬢の予想は、
牛⇒馬⇒猿⇒鶏⇒犬⇒虎⇒(人)⇒狐
でしたので。
「牛馬鶏犬」が当たりで「猿虎狐」は外れ。
しかも順番は見事に全滅でした。
それにしても“穀”ってな・・・・・・。
“動物”って、いうたやん!
広義では生き物には変わりないけど、さ。
さてさて東方朔が記した占い書によると、
その日が晴天なら吉で雨天なら凶の兆しであるとされていたようです。
1月7日、晴れていれば人的には吉。
雨ならば凶。
ならば正月一日、晴れならば鶏的には吉で雨ならば凶。
雨ならば食われる、とか。
いや、いずれにせよ食われる運命だとは思うのですが。
結局、鶏狗羊猪・・・・・・これらは全て食べられる動物だったんですよね?たぶん。
順番に食べていったら7日は人の番(いやいやいや。
あ!3日目の猪って、イコール豚のことらしい!!(大いに納得。
実際は、「その日は、その動物を殺さない。」ように決めていたらしいです(逆だったか。
それで7日は人(犯罪者)に対する刑罰を行わないことしていたんですって。