里の家ファーム

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青色LED光

2014年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

2014年12月10日 15時59分

青色光を当てるとハエ・蚊などの昆虫が死ぬことを発見、ブルーライトで人間の目が傷つくのと似た仕組み


by Mark Walker

なんと青色光を当てると昆虫が死ぬことが発見され、12月9日に英国Nature Publishing Groupのオンライン科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されたと発表されました。種によって吸収しやすい光の波長が違っていることも確認されており、人間の目に対して青色の光が害を与えるのと同じような仕組みで細胞や組織が傷害を受け死亡するのではないか、とされています。

青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見~新たな害虫防除技術の開発に期待~ | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2014/12/press20141209-02.html

東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授の研究グループのプレスリリースによると、最近の研究により波長が短い可視光(400~500nmの光、いわゆる青色光)がヒトの目に傷害を与えることが明らかになってきていましたが、昆虫を含め比較的複雑な動物に対する可視光の致死効果はこれまでに報告されていませんでした。一方で、UVC(100~280nm)や UVB(280~315nm)といった波長の短い紫外線は生物に対して強い毒性があることが知られており、昆虫や微生物もこれらを当てると死亡します。が、これより長い波長の紫外線(UVA:315~400nm)に関して、昆虫に対する明らかな致死効果は報告されておらず、また、光は波長が短いほど生物に対する毒性が大きいことから、可視光を当てるだけで昆虫のような比較的高等な動物が死ぬとは全く考えられていなかった、という背景があります。

今回の研究では様々な波長のLED光を昆虫に当てて殺虫効果を調べており、まず最初にLEDの光の強さを直射日光に含まれる青色光の3分の1程度にして、ショウジョウバエの蛹に青色光を当てたところ、蛹は羽化できずに死亡しました。