里の家ファーム

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アロニア

2015年03月20日 | 野菜・花・植物

 今年試験的にアロニアを栽培してみようと思う。栄養価は申し分ない。しかし、それゆえの渋みがどれほどのものか?またその栄養価を損なわない加工の仕方があるのか。今年はその実験をしてみよう。

 ブルーベリーやハスカップよりも豊富なポリフェノール成分を含有しており、特に目の疲労回復や機能改善に効果があると言われているアントシアニンが多いのが特徴です。その豊富な成分量ゆえに生果実を食すと若干の渋味と淡い苦味が残ることから、食用には加工するのが一般的です。アロニアの果実の非常に強い渋みも、このアントシアニンによるものです。この渋味が特徴で、これをなくしてしまってはその栄養分も失わせるようです。

アロニアに含まれる成分は、熱や凍結に強く加工しても壊れにくいという特性を持つため幅広く活用でき、日本でもケーキやアイスクリーム、ジャム、サプリメントとして販売されています。

●アロニアに含まれる成分と性質

 アントシアニンの含有量の多さです。アロニアは紫色の色素であるアントシアニンを非常に多く含んでいるため、皮だけではなく果実まで鮮やかな紫色をしています。緑黄色野菜のみに多いと思われがちなカロテノイドも含まれています。特に多く含まれているカロテノイドは「β-クリプトキサンチン」「β-カロテン」の2種類です。

β-クリプトキサンチンは柑橘類に多く含まれている成分で、アロニアには柑橘類の約2分の1のβ-クリプトキサンチンが含まれています。β-クリプトキサンチンは、アントシアニンと同じく活性酸素を除去する抗酸化力が強いため、ガンの予防に効果があることがわかっています。

β-カロテンは、にんじんやトマトに多く含まれている成分で、アロニアにはトマトの約1.4倍のβ-カロテンが含まれており、このβ-カロテンも抗ガン効果があるとして注目されている成分です。

アロニアには、抗ガン効果のある2つの成分が豊富に含まれているため、近年その効果に対する研究が進められ、注目を集めています。

この2つの成分は抗酸化力も高く、多くの病気に対する効果があるとされており、健康を保つためには欠かせない成分です。

 他にも、アロニアは食物繊維を豊富に含んでいるため、食物繊維が不足しがちな現代人に適した果実です。

アロニアの効果

●視機能を改善する効果

 パソコンや携帯電話を毎日使用している現代人の目には、絶えず目に活性酸素を発生させる青い光が入ってきています。また、紫外線が目に入ることによっても活性酸素が発生し目にダメージを与えます。このダメージが積み重なっていくと、慢性的な眼精疲労や白内障・緑内障・黄斑変性症などの病気の原因になってしまうのです。アロニアに多く含まれるアントシアニンは活性酸素を除去する作用に優れています。特に目の網膜における、この作用がよく知られています。

 まず、ものを見るときには、目に入ってきた映像を目の網膜(カメラにおけるフイルムのようなところ)に映し出します。この網膜にはロドプシンというたんぱく質が存在し、このロドプシンが分解されることにより発生する電気信号が脳に伝わり、「目が見える」と感じます。この分解されたロドプシンは再合成され、再び分解され…を繰り返すのですが、疲れや加齢により、このロドプシンの再合成能力は低下していきます。
アントシアニンは、このロドプシンの再合成を助けるため、年齢や目の疲れからくるショボつきやかすみ、ぼやけを予防、改善するといわれています。

 

●生活習慣病の予防・改善効果

 抗酸化力の高いアントシアニンのパワーで、血液がドロドロになることを防ぎます。
血液中の成分である血小板の凝固を抑制してくれるので、血液をサラサラにしてくれます。その結果、血管の保護・強化、循環機能の改善が期待できます。

また、アロニアに含まれている注目すべき栄養素「β-クリプトキサンチン」「β-カロテン」も生活習慣病予防に働きかけます。

β-クリプトキサンチンは、毎日摂取することで血液中の濃度を濃くすることができます。β-クリプトキサンチンが血液中に多くあると、高血糖が原因で起こる肝機能障害を予防したり、動脈硬化の予防にも効果があるという調査結果の報告があります。

β-カロテンは悪玉(LDL)コレステロールの増加を予防します。β-カロテンを摂ることによって動脈硬化・心筋梗塞などを防ぐことができます。その他にも、免疫力を上げ、喉や鼻の粘膜を丈夫にすることにより、風邪などの病気を予防することができます。

アントシアニン・β-クリプトキサンチン・β-カロテンの3つの栄養素の働きにより、高脂血症・糖尿病・高血圧などの生活習慣病が予防・改善できるといわれており、様々な研究が行われています。また、食物繊維も生活習慣病を予防するための重要な栄養素のひとつです。

 ●老化を防ぐ効果

 老化を防ぐ成分として、活性酸素を抑えてくれる働きを持つポリフェノールがよく知られています。日常生活で避けることのできない紫外線やストレス、排気ガス、喫煙などが原因で、人間の体には活性酸素が多く存在します。この活性酸素が体のさびつき、いわゆる老化や体の不調を引き起こす原因となっているのです。

アントシアニンは、活性酸素を除去する力が非常に強いため、アンチエイジングに効果的といわれています。

また、アロニアに含まれているビタミンCは、肌のハリや弾力を保つために必要なコラーゲンの生成を促進する働きがあります。

アントシアニンやビタミンCがたくさん含まれているアロニアは、アンチエイジング効果・美肌効果があるといえます。

また、β-カロテンは体内でビタミンAに変化し、目の網膜や口、鼻などの粘膜・肌・髪・爪などの健康を保ちます。その他にも、β-カロテンはシミやそばかすの予防にも効果があるといわれています。

 ●腸内環境を整える効果

アロニアは種子も果皮も一緒に食べられる果実です。そのため、アロニアの果実を食べることにより、食物繊維を豊富に摂ることができます。アロニアにはバナナの約6倍もの食物繊維が含まれています。

 食物繊維を摂ることにより、摂った栄養素を吸収する臓器である小腸での糖やコレステロールの吸収を抑えることができます。また、腸内で発生する有害物質の生成を抑えるため、腸内環境の改善にも有効です。さらに、整腸作用・便秘解消にも効果的なので、大腸ガンの予防にも効果があります。

 ●ダイエット効果

 最近の研究で、アロニアが脂肪の分解を促進する働きがあることが発見されました。また、血液中の中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロールを減少させるため、体重の増加や脂肪の蓄積を抑えるといった効果があります。

アロニアに含まれる成分であるカロテノイドには、脂肪の代謝を促進する作用があり、ダイエットに効果的であるとしてアロニア抽出エキスが配合されたサプリメントやドリンクが女性の間で人気を高めています。

 「アロニア」にはこのような機能性成分が豊富に含まれているので、近年ブルーベリー以上に注目されている小果樹です。
 脂肪の合成が低下する・内蔵脂肪・血液中の脂肪の蓄積が抑えられる・血糖値の上昇が抑えられるという実験結果が得られており、血圧の上昇を抑える効果、動脈硬化を抑える効果も報告されています。

ポリフェノールのスゴい美容効果

ポリフェノールには抗酸化作用と抗菌作用、美白効果も。

抗酸化作用によって、活性酸素の働きを抑え細胞の老化を防止してシミ・シワ・たるみからお肌を守ります。細胞が元気に活動する事で、皮脂のバランスも良くなり乾燥肌の防止に。メラニン色素の発生を抑制し、シミ・ソバカスを撃退してくれます。

痩せにくい女性、年齢を重ねた女性に効果的!

運動量の減少や筋肉量の減少、ホルモンバランスの変化などにより、年齢を重ねた大人女性はやせにくくなる

アロニアの成分はそんな大人女性の悩ましい脂肪燃焼をサポートするといわれている。
実際に効果を実感した女性たちも続々と...