里の家ファーム

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稲田朋美防衛相と同じおバカがいたんですよ。いやぁ、どこを向いても今の政権、おバカばかりですが。

2017年07月01日 | 社会・経済

 4年前の記事ですが、どうしてこんなことがまかり通るのでしょうか?マスコミの監視能力の低下でしょうか?
 自民党の二階俊博幹事長は30日、東京都議選の応援演説で、 自らの差別的な表現が報道されたことなどを念頭に
「言葉ひとつ間違えたらすぐ話になる。 私らを落とすなら落としてみろ。マスコミの人だけが選挙を左右するなんて思ったら大間違いだ」
と述べた。
 問題発言や不祥事が続けて報じられ、 都議選が自民逆風となっていることへの責任を報道機関に転嫁する政権幹部の発言が続いている。マスコミが選挙を左右するて思ったら大間違いだ、その後ろには国民がいることを忘れてはいませんか!これ以上知る権利を制限されたら国民は何を持って判断するのか。「政府見解」のみか。
落としてやろう!

mynewsjapan

http://www.mynewsjapan.com/reports/1858

「政務官のサトウです」と連呼 防衛省敷地内で部下に投票を“お願い”する「ヒゲの隊長」の公私混同選挙

       三宅勝久  07/21 2013

 「私はあなたが勤める役所の最高幹部です。投票してください」――役所の前でそんな選挙運動をする立候補者がいたとすれば、公私混同のそしりは免れないだろう。今夏の参議院議員選挙で、この「公私混同」の疑い濃厚な選挙運動を行った人がいる。陸自元1佐で防衛大臣政務官の佐藤正久氏(自民)だ。佐藤氏は「防衛大臣政務官の佐藤です」と自衛隊の敷地で連呼し、自分の部下にあたる自衛隊員に対して「一票」を呼びかけた。投票を働きかけられた自衛隊員のほうも、制服組最高幹部が佐藤氏と公然と握手するなどして支持を表明した。「すべて公務員は全体の奉仕者」と日本国憲法15条は規定し、大臣規範や自衛隊法でも、地位を利用した政治活動は禁止されている。憲法や法令・規則を軽んじてはばからない佐藤氏に、はたして「憲法改正」を訴える資格があるのか。

◇防衛省正門前から隊員へ改憲叫ぶ

 奇妙な出陣式だった。エジプトで軍事クーデターがおきた翌日の7月4日、参議院選挙が公示され、立候補を届け出た佐藤正久氏は、出馬後の第一声を東京都新宿区の防衛省正門前で行った。

 正門前の歩道上に置いたビール箱の上に立った佐藤候補は、市街地とは逆の防衛省のほう(北)に向かって、「防衛省職員のみなさん、防衛大臣政務官の佐藤正久です」と自己紹介したうえで、「憲法改正」「自衛隊の軍隊化」などの政策を絶叫した。

  佐藤氏の周辺には支援者が100人ほどの支援者が集まっていた。元陸幕長で政治団体「佐藤正久後援会」代表の森勉氏(三菱電機顧問)や額賀福志郎元防衛庁長官もいた。支援者たちがいるのは歩道上と正門前の空き地部分(防衛省敷地)、つまり佐藤氏の両脇で、なぜか正面には人がほとんどいなかった。というのも、佐藤氏が話しかけている相手とは、「防衛省」そのものだったのだ。

 「防衛省」に向け、佐藤氏は拡声器の大音量で次のように絶叫した。

  〈今回の参議院選挙でねじれをなんとかして、直していただく。一番日本の根幹中の根幹、憲法。この憲法を取り戻して、しっかりと自衛隊が、まさに将来の責任をしっかりはたせるようにする。誇りをもって結果を出せる。そういう自衛隊を、しっかりと軍隊として、身分と処遇も、そして誇りの持てる、そういうあたり前の国にしなきゃいけない…〉

  役所の幹部でもある立候補者が、自分の勤める役所に向かって、投票を呼びかける。筆者は新聞記者の時代からいくつもの選挙を取材してきたが、こんな出陣式をみるのははじめてだった。

 ◇陸自幹部約100人が公然と支持表明

   防衛省正門前で防衛省職員に向かって選挙演説を行う佐藤正久氏(上)。改憲と自衛隊の軍隊化などを叫んだ。 

 防衛大臣政務官を名乗りながら防衛省に向かって選挙演説をする佐藤氏。その姿とあわせて、防衛省の反応も異様に思えた。

  佐藤氏が絶叫する先の正門奥をよくみると、制服を着た自衛官およそ100人が並んで立っていることに気がついた。偶然通りかかった、といった様子ではない。佐藤氏の演説を聴くために集まっていることは明らかだった。誰かが呼びかけたものか、自主的に集まったのかはわからない。少なくとも彼らが、事前に佐藤氏の出陣式に関する情報を得ていたことは確かだ。

 3佐、1佐、2佐――階級章をみると、ほとんどが佐官クラスの陸自幹部だった。佐藤氏の演説中は神妙な顔で聞いていた幹部らだったが、出陣式の終盤で、反応があった。

 「勝つぞ、勝つぞ、勝つぞ」(なんか、森友幼稚園児をおもいだす-mooru)

  佐藤氏の支援者が一斉に声を上げ、防衛省に向かって拳を上げた。3度目の「勝つぞ」の後で、支援者らが拍手をした。すると、正門奥にいる陸自幹部たちも、それにあわせて拍手をしたのである。

  これを筆者が異様だと感じたのは、自衛隊員の政治活動というのは厳しく制限されている、といろんな自衛官から聞いていたからだ。「服務の宣誓」にもこうある。

  宣 誓――私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。 

  「政治活動に関与せず」と宣誓している自衛官、しかも佐官という幹部自衛官多数が、防衛省のど真ん中に集まり、公然と佐藤候補の演説を聞き、拍手で支持を表明した。しかも佐藤氏の演説内容には「憲法改正」が入っていた。「日本国憲法及び法令を遵守」することを誓った自衛官幹部が、「憲法改正」を叫ぶ上司兼政治家に対して、公然と賛同を表明する。

  間違いないく、自衛隊創設以来の出来事だろう。異様に感じた自衛隊員もすくなからずいたはずだ。

   佐藤正久氏を政治的に支援する中心人物のひとりに元陸上幕僚長の森勉氏(三菱電機顧問・「佐藤正久後援会」代表)がいる。2007年の初当選のときから、自衛隊ぐるみの違法選挙活動である疑いが濃厚だった 

 ◇防衛省敷地内で握手求めた佐藤氏

  防衛省の敷地内に支援者が入り込んだ形での出陣式だったが、庁舎管理権を持つ防衛省は、これを黙認していた。

  佐藤氏が演説したのは、防衛省正門前の歩道上だった。しかし、演説が終わった後はビール箱から降り、防衛省の敷地部分に立ち入った。

  防衛省の敷地と歩道(都道)との境界は、鉄製の支柱と鎖でしきられている。佐藤氏はその鎖の内側に入り、支持者に握手を求めながら、防衛省敷地内を歩きまわった。警備員らが多数いたが、誰も注意するような者はいなかった。

  防衛省の敷地内で選挙運動をやることに問題はないのか――日をあらためて防衛省の警備担当職員に尋ねた。

 「デモ隊が来たときは入らないように注意しています」

  警備担当職員はそう答えた。ときどきデモ隊がやってくる。都の管理する歩道にいる分は口出しはしないが、防衛省敷地である鎖の内部には入らないよう注意しているという。

  デモ隊は制止しても選挙運動は構わないということなのか。こんどは防衛省内局広報室に見解を求めた。

 ――もし、佐藤氏以外の候補者。あるいは自民党以外の候補者が同じように正門前で選挙運動をやったら、やはり今回のように黙認するのですか?

 「さあ….....この続きの文章は、会員のみに提供されております。」だとさ。