「しんぶん赤旗」2023年11月12日
【ワシントン=島田峰隆】国連安全保障理事会は10日、公開会合を開き、イスラエルが攻撃を強めるパレスチナ・ガザ地区の医療状況について議論しました。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、病院や救急車への攻撃が続くなか「10分に1人の割合で子どもが死んでいる。ガザの医療は崩壊寸前だ」と述べました。(関連5面)
テドロス氏は安保理への報告で、10月7日の戦闘開始以来、イスラエル軍がガザの医療施設や車両に250件以上の攻撃を行い、病院の半数は全く機能していない状態だと指摘。医薬品不足で麻酔なしの手術が行われたり、がん、糖尿病、高血圧の治療や妊娠・出産の対応もできなくなったりしています。テドロス氏は「どこであろうと誰であろうとガザは安全ではない」と強調しました。
テドロス氏は「ガザの民間人は、戦闘に責任がないにもかかわらず私たちの想像が及ばないほど苦しんでいる」と語り、病院や民間人の保護を定めた国際人道法の順守と停戦を要求しました。パレスチナのイスラム組織ハマスに対しては人質の解放を求めました。
パレスチナ赤新月社のマルワン・ジラニ事務局長は報告で「血だらけの子どもたちの泣き声に耳を傾けてほしい。彼らが一体何をしたというのか。世界はなぜ彼らの命にこれほど無関心なのか」と各国に訴えました。
ジラニ氏によると、アルクッズ病院には1万4000人が避難していますが、燃料不足で主要な発電機が2日前に停止しました。ジラニ氏は「集中治療室の患者や保育器の赤ちゃんが全員亡くなる危険がある」とイスラエルによる攻撃や封鎖を批判しました。
ジラニ氏は安保理と国際社会に対し▽効果的な即時停戦を実施し、燃料など人道支援物資を搬入する▽国際人道法を順守し、ガザ全土で医療従事者や民間人を保護する―ことを要求しました。
2023年11月12日【国際】
【エルサレム=時事】ガザ市で10日、学校が空爆され、AFP通信は病院当局者の話として50人が死亡したと伝えました。大勢の住民や負傷者が避難先としている市最大規模のシファ病院を含む複数の病院も、イスラエル軍に包囲され、攻撃を受けたといいます。イスラエル軍報道官は、シファ病院が被弾したのは「テロ組織がガザから発射した飛翔(ひしょう)体が誤って落ちたためだ」と説明しました。
イスラエル外務省は10日、ハマスの奇襲などによる死者について、これまでの1400人以上から約1200人に修正しました。ガザ保健当局の集計では、ガザでの犠牲者は子ども4500人以上を含む1万1078人に達しています。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は10日、ガザの戦闘開始以降で死亡したスタッフが101人に達したと明らかにしました。
声を上げてほしい!
「子供を殺すな!」
「病院を打つな!」
「学校を打つな!」
と。
平和国家・戦争放棄国ニッポン。
降りすぎ、25cmはある。
まだ12日である。
根雪になるのは25日ごろ。
20日ごろをめどに片づけていたが、大いに狂ってしまった。
雪はまだ消えるかもしれないが、仕事がはかどらない。