里の家ファーム

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豆腐屋さんが消えている。

2013年11月10日 | 食・レシピ

「もう、豆腐も味噌も納豆も醤油も食べられない」

恐らく、近い将来、遺伝子組み換えではない大豆の豆腐、味噌、納豆、醤油は食べられなくなる。

この4つは、日本のソウルフード、「和食」の基本である。

輸入大豆が高騰し、それに合わせて国産大豆も値上がりしている。輸入大豆の値上がりの理由はアメリカ中西部の大干ばつ、円安などと言われているが、穀物取引に詳しい人ならご存知と思うが、どのような理由にしろ、値上がりして欲しい人がいるというのが最大の原因である。

そもそも、大豆が日本のソウルフードであるにも関わらず、その殆どを輸入に頼っているという事に不自然さを感じないのなら、食料問題に不感症だと言いたくなる。十数年前、米国が穀物への大規模な補助金政策を行い、価格低迷に誘導し、ブラジルやアルゼンチンの大豆の暴落を起こさせた。これは遺伝子組み換え大豆を蔓延させるための手段であった。

それにより大豆の価格は恐ろしいほどに低価格となり、国産大豆は太刀打ちできずに、多くを輸入大豆にその席を奪われた。しかも殆どが遺伝子組み換え大豆である。そして、国内で大豆を作る農家はいなくなり、唯一、大規模農業が可能な北海道だけが辛うじて生き延びることとなった。

日本のソウルフードである大豆の殆どを輸入に頼らせてしまえば、アメリカにとって日本など手玉に取ったも同然。あとはどうやって日本人に抵抗感なく、遺伝子組み換え大豆を食わせるかを考え続ける。

まずは、遺伝子組み換え表示を撤廃させることである。それにはTPPはもってこいだ。そして、もう一つは非遺伝子組み換え大豆が手に入らないようにすればいい。そうなれば嫌が上でも食べざるを負えなくなる。

この10年間で豆腐屋が5000軒姿を消した。理由は大豆が高騰し、商売が成り立たないからである。


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