学術会議法、今国会の提出断念 他法案審議への影響を回避
2023年4月20日 18時46分 (共同通信)
政府は20日、日本学術会議法改正案の今国会への提出断念を決めた。同改正案は会員選考方法を変更し、第三者を関与させるのが柱。学術会議側や野党から反対意見が噴き出す中、提出は困難と判断した。他法案の審議日程に影響を与える事態を避けるのが狙いとみられる。岸田文雄首相は学術会議担当の後藤茂之経済再生担当相と官邸で協議。日本学術会議と丁寧に議論し、早期に結論を得るよう指示した。
後藤担当相は首相との協議後、改正案を巡り「日本学術会議の理解を得られないまま閣議決定した場合、政府との決定的な決裂を招く恐れがある」と東京都内で記者団に述べた。
改正案では、第三者の「選考諮問委員会」を新設。学術会議に対し、会員選考時に同委の意見を聞き、それを尊重するよう求めている。学術会議側は同会議の独立性を損ねる可能性があると厳しく批判。今月18日には今国会への提出を思いとどまり、開かれた協議の場を設けるよう求める勧告をまとめていた。
政府と学術会議の意見が一致せず、会期内成立が見通せない状況になっていた。
やったー!
勧告が効いたようだ。
勧告が効いたようだ。
札幌へ行く前に園地に寄りました。
天気悪いし寒いので期待していなかったけど咲きました。
これは嬉しい!!!
ヽ(´ー`)ノ