草津温泉でスキーの後は、草津温泉ホテルヴィレッジに宿泊致しました。
このホテルに宿泊すると、「朝の森林浴散策」に参加することにしています。
一年中、毎日欠かさず行われていて、
朝7時にフロント集合、宿泊者は誰でも無料で参加する事が出来ます。
さあ、朝7時、フロントに集合です~!!
入口を出て、すぐに森の入り口です。
ここから約1時間のお散歩開始、とっても、良いお天気です~(^^♪
気温は0.2度ですけどね~!!
本日の参加者は19名、
このようなスカートに普通のタウンシューズ姿の方も参加してらっしゃいます。
足元は踏み固まっていて、ツルツルもしていませんし、意外に歩きやすいです。
しかし、順路から外れた場所は、このようにズボズボで、抜け出すのも大変です。
本日のガイド高山さん、ここで野ウサギの足跡を説明してくださいます。
その後、テンの足跡も見つけて、「点々としているからテン」なのだとか?
もみの木の葉っぱを1人づつ手に取って、匂いを試してみるように勧めます。
この香りは、病気を癒したり、心を穏やかにする効果があるそうです。
クリスマスツリーにも使われているように、生活に取り入れると大変良い効果があるのだとか。
人間は、太古の昔から自然に慣れ親しんだ来ました。
ですから、自然に触れる事が心穏やかに過ごすために必要なことなのだと。
旭山動物園の園長さんもそんなことをおっしゃってましたね。
人は太古の昔から動物と一緒に過ごしてきた、だから動物と親しむ事が必要なのだと。
ロイヤルコースマップって・・・?
以前の天皇皇后両陛下が夏になると滞在なさり、散歩されたコースですね!!
草津温泉の標高は、訳1200メートルです。
この高さの気圧は、母親の胎内の気圧とほぼ同じなので、大変心地よく感じるのだそうです。
出発地点にもどると、「草津温泉のお湯は、一体、どこから来ているのでしょう」と、
説明してくださいました。
あの向こうに見える白根山辺りに降った、2-3か月前の雨や雪だそうです。
そんな短期間で熱い温泉となり、湧き出してくるのは世界的にみても珍しいそうです。
数年かけて湧き出すものは、しっかりとろ過されているので透明に近いものが多く、
草津温泉はあまり濾過されていないので、濃厚なのだとか。
う~ん、あれやこれや、草津温泉の魅力のヒミツが、よく理解できました~!!
この散歩の様子は、毎日、ホテルの公式HPにアップされています。
今回の画像も、こちらに掲載されています。
この中に「お忍びの方」がいらっしゃらない事は、確認済みです~!!
※ 草津温泉ホテルヴィレッジ公式HP : https://www.hotelvillage.co.jp/staffblog/detail.html?CN=333447
私は、このホテルが大好きです。
結構古いホテルですから、良い点も、悪い点も、イロイロあります。
10年以上前になるのですが、この早朝散歩を、社長自らなさっていたことがあるのです。
先代の社長、現在の中澤敬会長です。
中澤氏は、草津温泉屈指の老舗旅館である大坂屋の跡継ぎだったのですが、
スイスのホテルスクールへ行き、ジュネーブで実際にホテル実務も学びました。
帰国した時に、草津温泉の人気は低迷していました。
そこで「古さと新しさを兼ね備えた新湯治場」を目標像として、その後は、草津町長ともなり、
町全体を整備し、自らを広告塔にして観光客誘致を図ったそうです。
中澤敬会長について : https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/jinzai/charisma/mr_nakazawa.html
中澤社長の朝の散歩は、何度も参加したことがありますが、とても楽しいものでした。
以前の天皇皇后両陛下が滞在された時のお話とか。
椎茸の栽培されている所で、猿が椎茸を食べて困るそうです。
「サルは、軸だけ食べて、傘の部分見向きもしません。
人は、傘だけ食べるんですけどね、本当に美味しいのはどっちなんでしょう」とか。
このホテルの綿の湯もよいのですが、
夜は湯畑まで歩き、
地蔵の湯まで行ってみました。
源泉の奥には、
目洗い地蔵と呼ばれる地蔵堂がありますので、お参りを。
草津温泉も、かなりにぎわってきました。
コロナの次は、戦争が・・・ということにならないで欲しいですね。
どうか、早く収まってほしいです"(-""-)"